大庄洞一味の南旭弁護士口座に100億円超、城南市が回収できるのは約500万円にとどまる見込み

 京畿道城南市の土地を巡る「大庄洞開発事業ロビー・優遇疑惑」の一審判決に対して検察が控訴を放棄した後、「大庄洞一味」に対する仮差し押さえを申し立てた城南都市開発公社が、南旭(ナム・ウク)弁護士側の銀行口座に約1017億ウォン(約110億円)の資金があることを確認していたことが5日、明らかになった。

【表】大庄洞一味が得た開発利益7886億ウォン

 本紙の取材によると、城南市側は南旭弁護士が筆頭株主である(株)NSJホールディングス(旧・天火同人4号)名義の銀行口座5件に対して先月1日、300億ウォン(約32億円)の仮差し押さえを申し立て、ソウル中央地裁はこれを認めたとのことだ。

 その後、城南市が裁判所や銀行などを通じて該当口座の実際残高を確認した結果、計約1017億ウォンが預けられていることが5日、分かった。ただし、検察が既に追徴保全した金額と税金滞納で差し押さえられた金額があり、城南市は4番目の債権者になる。このため、実際に確保可能な金額は4867万ウォン(約527万円)にとどまるものと城南市ではみている。

 城南市はまた、検察が追徴保全した南旭弁護士名義のソウル市江東区にある不動産に対しても、登記簿謄本と相場確認が終わり次第、仮差し押さえに着手する方針だ。チョン・ヨンハク会計士に関しては京畿道漣川郡所在の土地1物件とオフィステル(オフィス兼住宅)、京畿道竜仁市のマンションの不動産3物件を追加で把握したが、相場が低く仮差し押さえの実益があるかどうか検討中だ。

 城南市の関係者は「不動産相場などを把握し、追加で仮差し押さえが必要だと判断されれば、仮差し押さえを申し立てる方針だ。(大庄洞の民間業者『火天大有資産管理』大株主)金万培(キム・マンベ)氏の銀行口座に実際に残っている残額も確認中だ」と述べた。

 城南市は先月、大庄洞一味に関する資産5673億ウォン(約614億円)に対して仮差し押さえを申し立て、裁判所はこのうち5173億ウォン(約560億円)に対して認める決定を下した。城南市は裁判所が仮差し押さえ申し立てを棄却した南旭弁護士関連法人のソウル・駅三洞にある土地などに対しては抗告した。

パク・ヘヨン記者

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  • ▲京畿道城南市の土地を巡る「大庄洞開発事業ロビー・優遇疑惑」に関与したとされる南旭(ナム・ウク)弁護士が一審判決公判に出廷する様子。写真=NEWSIS

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