【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は7日、党本部で記者会見を開き、2024年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による「非常戒厳」宣言について、「誤った手段だった。国民に大きな混乱と不便を与え、党員にも大きな傷になった」として、「(当時の)国政運営の一つの軸だった与党としてその役割を果たせなかった責任は大きい」と謝罪した。
尹氏は2022年、国民の力の候補として大統領選に出馬して当選したが、昨年4月に罷免された。
張氏は「責任を重く痛感し、国民に深く謝罪する」と述べたうえで、「国民の目線で新たにスタートする」と表明。「過去のことは司法の公正な判断と歴史の評価に任せ、戒厳と弾劾の川を渡り、未来へ進む」と強調した。党内外から求められている尹氏との「絶縁」には触れなかったが、尹氏と距離を置く姿勢を示したものとみられる。
一方、6月に実施される統一地方選前に保守陣営の統合を求める声が出ていることに関しては、「勝つ選挙のため、幅広く連帯していく」とし、「自由民主主義の価値に同意し、李在明(イ・ジェミョン)政権の独裁を防ぐことに賛同するなら、誰とでも力を合わせる」と述べた。
また、「党の価値と方向を改めて確立するとともに、全党員の意向を聞き、党名の変更も進める」との方針も示した。