◇李大統領 民主主義守った在日に「尊敬と感謝」
日本を訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は14日、関西の在日韓国人らとの懇談会で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による違法な「非常戒厳」宣言を巡り「(韓国の民主主義を守るための)労苦と献身に深い尊敬と感謝の言葉を申し上げる」と述べた。李大統領は「韓日間の不幸な過去のせいで数千年に及ぶ美しい交流の歴史がきちんと記憶されていない面がある」とし、「実に残念だ」と強調した。また、1970年代に在日韓国人らがスパイ活動の罪を着せられた事件や、韓国南部の済州島で数万人の島民が虐殺された「済州四・三事件」などに言及。「韓国の不幸な歴史の中で被害を受けた当事者と遺族に改めて謝罪と慰労の言葉を申し上げる」と述べた。
◇韓国がCPTPP加盟意思を再表明 日本は水産物の安全性説明
魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は、李在明大統領が訪問した奈良県で記者会見を開き、前日開催された李大統領と高市早苗首相による首脳会談で韓国の包括的・先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)加盟問題や日本の水産物輸入問題が議論されたと明らかにした。魏氏はCPTPP加盟問題について、「加盟を進めるという意思を改めて示した」とし、「今後、実務当局間の協議が必要な問題とみられる」と述べた。水産物の輸入問題に関しては、「食品の安全に関して日本側から説明があった」として「われわれは説明を聴取した」と述べた。韓国は東京電力福島第1原発事故を受け、福島県など8県の水産物の輸入を規制している。
◇最大野党前代表 自身の除名は「虚偽のでっち上げによるもの」
保守系最大野党「国民の力」の中央倫理委員会が、同党の韓東勲(ハン・ドンフン)前代表の家族が党ホームページの党員掲示板で尹錫悦前大統領夫妻らを誹謗(ひぼう)中傷する多数の書き込みをしたとして韓氏の除名を決めた問題で、同氏は記者会見を開いて「(非常)戒厳を防ぎ党を守った私を虚偽のでっち上げで除名した」として倫理委の決定を批判した。そのうえで「戒厳を克服し統合すべき時に憲法と民主主義を破壊する別の戒厳が宣言された」とし、「国民、党員と共に今回の戒厳も必ず防ぐ」と述べた。
◇金与正氏の無人機巡る謝罪要求 統一相「調査結果に応じて措置」
鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が韓国の無人機による領空侵犯への謝罪を要求していることについて「軍と警察の合同調査団が迅速に動いている」とし、「調査団の結果が出次第、相応の措置を取ることになる」と明らかにした。金与正氏は前日夜に出した談話で、韓国無人機の領空侵犯は「主権を侵害する重大な挑発行為」とし、謝罪と再発防止を求めた。