【NEWSIS】インドネシアで20代の女が客室乗務員だと詐称して旅客機に搭乗し、逮捕される事件が発生した。シンガポールのメディア「アジア・ワン」など外信が10日(現地時間)に報道した。
報道によると、インドネシア国籍の女(23)は6日、パレンバンからジャカルタに向かうバティック・エアID7058便に搭乗したという。
この女は航空券を正規に購入し、セキュリティーチェックや搭乗手続きを経ていたが、頭のてっぺんからつま先まで航空会社の客室乗務員を装って制服を着ており、偽の社員証まで所持していた。
飛行中、本物の乗務員たちはこの女と話を交わした際、制服の細かい部分が本物と違う事に気づいた。
また、航空会社や乗務員業務に関する基本的な質問にもきちんと答えられなかったため、詐称ではないかと疑ったという。
通報を受けた空港保安当局は航空機の到着直後、女に事情聴取した。女は当初、容疑を否定したが、後に乗務員だと詐称したことを認めた。
捜査の結果、この女は以前、バティック・エアの乗務員採用に志願したが、不合格となっていたことが分かった。
女は家族に「合格した」とウソをつき、インターネットを通じて制服と社員証を購入、乗務員を装っていたことが明らかになった。
女はその後、謝罪動画を公開し、「バティック・エアと(親会社の)ライオン・エア・グループに心よりおわびする」と謝罪し、自身が同社の乗務員でないことを認めた。
現地当局は、航空会社のニセの社員証を所持する行為について、特に航空機のセキュリティーに直結する重大な違反事項だとして、詳しい経緯を調査している。
空港側は「今回の事件はセキュリティーシステムの弱点を表しているものではない。女は一般乗客と同じ手続きを経て搭乗し、制限区域には接近していなかった」としている。
ハン・ミナ記者