【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は19日午前、青瓦台(大統領府)でイタリアのメローニ首相と首脳会談を行い、「科学強国であるイタリアの伝統的な強みと技術強国である韓国が力を合わせれば、大きなシナジー(相乗効果)を創出できる」と述べ、さらなる関係強化への期待を示した。
李大統領は「宇宙航空、防衛産業など先端分野で両国の協力が増え続けている。両国関係の潜在力に限界がないと感じるほど」として、年間100万人の韓国人がイタリアを訪れ、韓国文化の人気で韓国を訪問するイタリア人も増加するなど、人的交流も活発になっていると評価。「気候危機を含む世界の挑戦課題に両国が共同で対応し、価値を共有する国として協力を拡大することを望む」とし、「高い文化の力を備えたソフトパワー強国として、韓国とイタリアの国民が友情をさらに深める機会が多方面で増えることを願う」と述べた。
メローニ首相は「韓国とイタリアは地理的には遠いが、類似性を共有する国」として、「無限の可能性を持ち、発展できる分野をさらに探さなければならない」と述べ、重要鉱物の供給網(サプライチェーン)や半導体、交通・インフラ、投資などを今後の協力拡大分野に挙げた。
重要鉱物については、「共同研究などを早急に進めなければならない」とし、投資分野に関しては、「ロボット工学や超小型電子工学など韓国の大企業がイタリアで活動できる環境の整備に努めている」と言及した。また、「私の娘がK―POPのファンでもある」とし、「今や韓国がK―POPでソフトパワーを広めているが、この分野でも協力の増進を模索できる」と述べた。
また、国賓としてイタリアを訪問するよう要請。李大統領は「グラッツェ(イタリア語で『ありがとう』の意味)」と応じた。
昨年6月の李大統領就任後、欧州諸国の首脳の訪韓は初めて。イタリア首相が国際会議を除き、2国間会談のため韓国を訪問するのは19年ぶりとなる。