全身にバナナを巻き付けてサルの生息地へ…外国人観光客が物議 /ベトナム

 【NEWSIS】ベトナムで、野生のサルをおびき寄せるために全身にバナナを巻き付けるという外国人観光客の奇行が、物議を醸している。

 シンガポール・メディア「ストレート・タイムズ」が19日(現地時間)、報じた。それによると、先ごろベトナム・ダナンのソンチャ半島で、外国人観光客がサルの生息地で野生動物に餌をやっている様子が目撃された。

 撮影された動画には、一人の観光客が大量の熟れたバナナを透明テープで腰や腕、脚に巻き付け、サルの生息地に入っていく様子が映っている。多数のサルが駆け寄ってきてバナナを取っており、この観光客はその様子を見て楽しそうにしている。

 この様子を目撃した近くのリゾート施設のスタッフらは、すぐに現場に駆けつけて観光客に「野生動物に餌をやるのは危険だ」とやめさせようとした。すると、この観光客は特に反抗もせずにバイクに乗ってその場から去ったという。

 動画はネットで急速に拡散され、現地では批判の声が相次いだ。動画には「野生動物保護規定に明らかに違反している」「自然を破壊する無責任な行動だ」などと指摘するコメントが相次いだ。ソンチャ半島一帯では、サルへの餌やりを禁止する看板が多数設置されている。

 ダナン観光ビーチ管理委員会はこの問題を認識しており、事実関係を確認中だ。管理委員会は「一部の観光客らが好奇心から、あるいは注目を集めるために、野生動物に餌を与える行為を繰り返している」として「何年間も広報や啓発を続けてきたが、違反は完全にはなくなっていない」と説明した。

 管理委員会は今後、ソンチャ半島一帯のパトロールと現場監視を強化し、観光客に向けた案内や広報活動も拡大する予定だ。野生動物保護規定を順守してもらうことで、自然の生態系を守り、安全な観光環境を維持していく方針だ。

キム・ヘギョン記者

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