李大統領が閣僚候補の指名撤回 保守系から抜てきも反発強まる

【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は25日、新設官庁「企画予算処」の長官候補に起用した李恵薫(イ・ヘフン)元国会議員の指名を撤回した。青瓦台(大統領府)の洪翼杓(ホン・イクピョ)政務首席秘書官が伝えた。

 李恵薫氏は保守系最大野党「国民の力」系の政治家だったが、李大統領が行政能力を評価し、初代企画予算処長官候補に指名した。しかし、李氏を巡ってはソウル市内の分譲マンションの抽選での不正などさまざまな疑惑のほか、スタッフへのパワハラ騒動なども明るみに出て世論の反発を招いた。

 国民の力は李氏が李政権の閣僚候補となることを受け入れたことについて「国民と党員を裏切った」と反発して除名。革新系与党「共に民主党」からも閣僚にふさわしくないとの声が上がっていた。

 洪氏は指名の撤回について「残念だが、『国民主権政府』の企画予算処長官として国民の目線に合わない」と説明した。

 韓国政府は先ごろ、旧企画財政部を財政や経済政策を担う財政経済部と予算編成を担当する企画予算処に分割した。

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