李在明大統領、李恵焄・企画予算処長官候補の指名撤回…保守系から抜てきもパワハラやマンション不正契約疑惑などで批判噴出

李恵焄氏、初代予算処長官の候補者から外れる

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は25日、ソウル市瑞草区盤浦洞のマンション不正契約疑惑などが持たれている企画予算処(省庁の一つ)の李恵焄(イ・ヘフン)長官候補者に対して、「国民の目線に合っていない」として指名を撤回した。新設された企画予算処の長官候補者に同候補者を指名してから28日を経ての撤回だ。

【写真】昨年7月にパワハラ騒動で女性家族部長官候補を辞退した姜仙祐議員

 洪翼杓(ホン・イクピョ)青瓦台(大統領府)政務首席秘書官は同日のブリーフィングで、「李大統領は社会各界各層の多様な意見に耳を傾け、人事聴聞会後の国民的評価を注意深く調べた。そして熟慮と苦心の末、李恵焄候補者の指名を撤回することを決めた」と述べた。その上で、「李恵焄候補者は保守政党で3回も国会議員を務めたが、残念ながら国民主権政府で企画予算処長官としては国民の目線に合っていなかった」と言った。

 李大統領は先月28日、「統合と実用の人選だ」として、野党・国民の力出身の李恵焄候補者を指名した。だがその後、李恵焄候補者の補佐官に対するパワハラやマンション不正契約疑惑などが浮上し、与党内でも反発が出ていた。しかし、李大統領は「本人の疎明を聞いてみなければならない」として判断を先送りしていた。

 今月23日の聴聞会後、共に民主党内でも人事聴聞報告書採択を巡り否定的なムードとなり、李大統領が同日午前、李恵焄候補者に関する報告を受けた後、指名撤回方針を決めたという。一部では、李恵焄候補者が自ら辞退をするという方法も話し合われたが、洪翼杓・首席秘書官は「保守陣営にいる方を連れてきたので、指名撤回まで人事権者としての責任を全うした」と説明した。国民の力の宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表は「明白な人事惨事であり、人事検証の失敗だ」として、李大統領が国民に対して謝罪するよう要求した。

 昨年6月の現政権発足以降、国務委員(閣僚)候補者の撤回・辞退は今回が3度目だ。李大統領は昨年7月20日、論文盗作疑惑が取り沙汰されていた李真淑 (イ・ジンスク)教育長官候補者に対して指名を撤回し、3日後に補佐官に対するパワハラ疑惑が浮上した姜仙祐(カン・ソンウ)女性家族長官候補者が自ら辞退している。

チュ・ヒヨン記者

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  • ▲23日、ソウル・汝矣島の国会で、財政経済企画委員会の人事聴聞会に出席した李恵焄(イ・ヘフン)企画予算処長官候補者。写真=ナム・ガンホ記者

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