きょう尹前大統領妻の判決公判 求刑・懲役15年=旧統一教会元幹部らの判決も

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は28日、資本市場法違反の罪やあっせん収賄罪などに問われた尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告(53)の判決公判を開く。金被告が抱える裁判のうち、初めての判決言い渡しとなる。同被告を巡る疑惑を捜査した特別検察官は先月の論告求刑公判で懲役15年を求刑した。夫の尹被告は今月16日に特殊公務執行妨害などの罪で懲役5年の判決を受けており、金被告にも懲役刑が下されれば韓国の大統領経験者と配偶者が同時に実刑判決を受ける初のケースとなる。

 金被告は2010~12年に輸入車ディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作に関与し、8億1000万ウォン(約8630万円)相当の不当な利益を得た罪(資本市場法違反)で昨年8月に起訴された。

 また、21~22年に尹被告と共謀し、政治ブローカーのミョン・テギュン氏から計2億7000万ウォン相当の世論調査を無償で提供された罪(政治資金法違反)、22年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)からネックレスや高級ブランドバッグなど計8000万ウォン相当の金品を違法に受け取った罪(あっせん収賄罪)にも問われている。

 特別検察官は論告求刑公判で、資本市場法違反罪とあっせん収賄罪については懲役11年と罰金20億ウォン、追徴金8億1144万ウォンを、政治資金法違反については懲役4年と追徴金1億3720万ウォンを求刑。「宗教団体と結託し、憲法上の宗教分離原則を崩し、民主主義の根幹である選挙の公正性、代議制民主主義という国家統治システムを崩壊させた」などと指摘した。

 地裁は放送局が申請した中継放送を許可したため金被告の判決公判は生中継される。

 同地裁では28日、金被告に金品を提供した罪などに問われた旧統一教会の元幹部のユン・ヨンホ被告、旧統一教会から1億ウォンを受け取った罪に問われた最大野党「国民の力」の重鎮国会議員、権性東(クォン・ソンドン)被告の判決公判も行われる。

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