立法スピードに不満募らせる李在明大統領「国会が遅いから仕事ができない状態」

国税庁長に「ああ、もう…」といらだつ一幕も

 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は27日、「(政権発足から)丸8カ月になろうとしているが、政府の基本的な政策方針についての立法すらも20%しかできていない」「今の国会はあまりに遅く、仕事ができない状態」だと述べた。

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 李大統領はこの日、青瓦台で開かれた国務会議(閣議)で、滞納国税ほか収入の徴集案を話し合う過程でこのように発言した。韓国国税庁の林光鉉(イム・グァンヒョン)庁長が、法改正が必要だと言及すると、李大統領は「十分に分かっているが、国会の立法スピードはあまりに遅い」とし「待ち続けることはできないので、その前であっても各部処(省庁)名義で(人員を)選んで派遣するとか、合同管理をしてやればいいじゃないか」と語った。

 林庁長が「立法する方が早いように思う」と答えると、李大統領は「ああ、もう…」といら立ちを見せつつ「国会は今、あまりに遅いから、(立法に)何カ月かかるか分からない。それまで待つのか」「今から始めなさい。2月にできるという保証はない」「今、国会に係留されている法律は数百本あるが、あんな速度でやって何カ月かかるか分からない」と述べ、さらに「こんな状況だから先延ばしにせず、ちょっと非常措置を取ろう」「行政は速度が重要であって、待っていては駄目だ」と付け加えた。

 さらに李大統領は、金融監督院(金監院)の認知捜査(犯罪または犯罪の端緒を捜査機関が直接認識して行う捜査)権限を後押ししてやる発言も行った。李大統領は、李億遠(イ・オクウォン)金融委員長に「(金監院は)監督機関なのか事務機関なのか」と尋ねつつ「(監督機関に認知捜査を)できなくしてどうするのか。検察に報告して認知せよと言うのか」「業務を担当する行政機関の公務員は承認された金監院のような専門的な団体で、公務を委任された団体なのだから準公務機関」「それなのに違法の矯正を、あえて監視だけ承認しているのはおかしいじゃないか。間違っていることは改めるべきじゃないか」と語った。

チュ・ヒヨン記者

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  • ▲李在明大統領が27日、青瓦台で開かれた国務会議で発言しているところ。/写真=ニュース1

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