韓国「非常戒厳」巡り元軍幹部2人罷免 国会封鎖・政治家の拘束図る

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は30日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が2024年12月に「非常戒厳」を宣言した当時に国会を封鎖したり政治家の身柄を拘束しようとしたりしたとして、陸軍特殊戦司令部のイ・サンヒョン元第1空輸特殊戦旅団長と防諜司令部のキム・デウ元捜査団長(いずれも准将)を法令順守義務違反などで罷免したと発表した。

 2人は内乱重要任務従事の罪で在宅起訴され、裁判を受けている。

 裁判では、イ氏が当時の部下に「(国会議員たちが)国会議事堂本館のドアに鍵をかけて(戒厳解除を求める決議案を)採決しようとしている。ドアを壊してでも全員引きずり出せ」と命令したことが明らかになった。

 また、キム氏は防諜司令部の要員らに命じて当時の最大野党「共に民主党」代表だった李在明(イ・ジェミョン)大統領など14人の身柄を拘束しようとした疑いが持たれている。

 これに先立ち、2人と共に懲戒対象となった特殊戦司令部のキム・ヒョンテ元第707特殊任務団長ら4人も罷免された。

 非常戒厳当時、2人の上官だった呂寅兄(ヨ・インヒョン)元国軍防諜司令官とムン・サンホ元情報司令官はすでに罷免され、郭種根(クァク・ジョングン)元特殊戦司令官は解任された。   

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