BTS公演控え安全確保に総力 ダフ屋行為の防止策も=韓国警察

【ソウル聯合ニュース】韓国警察が来月21日にソウル中心部の光化門広場で開かれる人気グループ、BTS(防弾少年団)の公演を控え、雑踏事故や犯罪を防ぐための総力戦に乗り出す方針であることが5日、分かった。

 ソウル警察庁の朴正普(パク・ジョンボ)庁長は先ごろ、「行事(公演)に参加した人々の安全を確保する方策を最優先すべきだ」と述べるとともに、非公式のサイトや会場周辺でチケットを転売するダフ屋行為を遮断する方策も検討するよう職員らに指示したという。

 ソウル警察庁は公共安全次長を「BTS公演タスクフォース(TF)」のチーム長に任命し、各種犯罪の防止や秩序維持など安全管理策を講じる。

 警察はダフ屋行為に業務妨害容疑を適用して捜査する案を検討中だ。しかし、起訴・処罰までに時間がかかり実効性が低い上、韓国の国際的評価にも悪影響を及ぼしかねないとして、まずはダフ屋行為の防止策の策定に力を入れている。

 警察は、BTSのファンコミュニティープラットフォーム「Weverse(ウィバース)」を通じて近く行われる無料チケット予約の段階から、不正なプログラムが使われる可能性に神経をとがらせている。

 入場客が着用するリストバンドを他人に高額で譲り渡すなど、さまざまなダフ屋の手口を念頭に置き、BTSが所属する総合エンターテインメント企業HYBEと協議を続けている。

 警察は5日、HYBE本社を訪れ、事故防止策について協議する予定だ。

 HYBEは最大15万~20万人の人出が光化門一帯に集まると予想しているが、警察はそれ以上に膨れ上がる可能性も想定して警備対策を立てている。

 警察は、光化門広場から近い世宗文化会館前の階段や光化門駅9番出口の下り坂などについて、安全対策の補完を求める方針だという。

 メディアファサードの上映計画についても、詳細な説明を求める計画だ。

 BTSのメンバーがファンクラブ「ARMY MEMBERSHIP」の会員に対し、「警察や安全要員の秩序維持の案内に積極的に協力してほしい」と呼びかける案についても協議中だ。

 公演開催前後に混雑が深刻になった場合、光化門駅や景福宮駅など周辺の地下鉄駅に列車が停車せずに通過する案も検討している。

 ソウル警察庁は外国語に堪能な職員も把握している。必要な人員は別途に明示していないが、ファンの国籍が多様であることを考慮し、外国語に制限は設けていない。現時点では動員可能な人員を見極めるという趣旨だが、公演当日に会場周辺に投入される可能性も出ている。

 警察は遅くとも今月中旬までに、警備対策など具体的な安全管理策を講じる計画だ。

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