心臓に違和感訴える73歳男性 受診結果「子宮内初期妊娠」に中国ネット民あきれ顔

 【NEWSIS】中国で70代男性の検査結果が病院のオンラインシステムに「子宮内初期妊娠」と表示されるという驚くべき「医療ミス」が発生、騒動になった。ベトナムのVNエクスプレスが2日に報道した。

【写真】11市・郡に配布した公文書に「オッパは違う気がする」 女性職員がまさかのコピペミス /忠清北道

 報道によると、中国・寧夏回族自治区呉忠市に住む73歳のチェンさんは心臓のあたりに違和感があり、病院を受診したところ、予想外の検査結果が判明したとのことだ。

 チェンさんの家族が診療後、病院のオンライン・ポータルで検査結果を確認していたところ、「産婦人科カラードップラー超音波」という項目を見つけて驚いた。その電子報告書には「子宮内初期妊娠」という診断とともに「胎児の発育が止まる可能性がある」という文言が書かれており、子宮の位置や胎のうの大きさに関する詳細な説明も記載されていた。

 この超音波結果の画面は先月30日にオンラインでシェアされ、中国国内の複数のフォーラムや交流サイト(SNS)を通じて急速に拡散された。ネット上には「医学的奇跡」「2026年ノーベル生理学・医学賞候補」と皮肉混じりの反応や、医療システムの信頼性を懸念する声もある。あるネットユーザーは「単なる入力ミスではなく、悪性腫瘍を妊娠と誤診したのであれば、患者が不必要な手術を受ける可能性もあったのではないか」と指摘した。

 騒動が広がった同日午後、呉忠市人民病院側は事実関係を確認し、誤りを正式に認めた。病院側の説明によると、チェンさんは1月22日に放射線科で超音波検査を受けており、その際に出力された紙の検査結果には正確な内容が記載されていたという。

 だが、問題はその後に発生した。1月29日に検査データをデジタル化し、患者がオンラインで閲覧できるようにする過程で、医療画像の保存・送信システムにエラーが発生し、これに職員のずさんな管理が重なって電子報告書に誤った内容が反映されたということだ。

 病院の代表は患者と家族に正式に謝罪し、同期間に作成された電子検査報告書を全数点検して同様の事例がないか確認したという。ただし、一部のネットユーザーは「病院はシステムのせいにしている」「超音波検査の結果はコピー&ペースト方式で作成されることが多く、妊婦の以前の情報が誤って入力された可能性もある」と疑問を呈している。

 このような医療記録のミスは今回が初めてではない。2025年9月には70代の男性が胃内視鏡検査を受けたのにもかかわらず、「卵子吸引施術」を受けたと記録された事例が、2023年12月には四川省の男性患者がコンピューター断層撮影装置(CT)検査の結果で「子宮 正常」との判定を受けた事例もあった。

ユン・ソジン記者

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