【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長がミラノ・コルティナ冬季五輪が開催されているイタリアを訪れ、各国首脳や世界的な企業経営者らと交流していることが11日までに分かった。
李氏は五輪開幕を記念して現地時間の5日に開催された国際オリンピック委員会(IOC)主催の夕食会にIOCの最上位スポンサー「TOP(ザ・オリンピック・パートナー)」のサムスン電子の代表として出席した。同社はTOP15社の中で唯一の韓国企業。
夕食会にはIOCのカースティ・コベントリー会長、イタリアのマッタレッラ大統領、米国のバンス副大統領やルビオ国務長官のほか、オランダのウィレム・アレクサンダー国王、カタールのタミム首長、ポーランドのナブロツキ大統領、ハンガリーのシュヨク大統領など各国の首脳も出席した。
経済界からは中国家電大手TCL科技集団、ドイツ保険大手アリアンツ、スイス老舗時計ブランドのオメガ、ベルギーのビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI)、中国乳業大手の蒙牛、米民泊仲介大手エアビーアンドビー、米日用品大手のP&G、米飲料大手のコカ・コーラなどのグローバル企業のトップらが出席した。
財界関係者は「IOCの夕食会は単なる社交の場を超え、国際情勢やビジネスの懸念事項が話し合われる水面下での協議の舞台だ」としたうえで、李氏の出席はサムスン電子の国際的な地位を示すだけでなく、世界のスポーツ界における韓国の影響力を高める大きな力になるとの見方を示した。
サムスン電子は1997年にIOCと契約を結び、98年の長野冬季五輪から無線通信分野の公式スポンサーを務めている。2020年に満了する予定だった契約を28年のロサンゼルス五輪まで延長した。