サムスン電子 世界初のHBM4量産・出荷=業界最高性能で市場先行へ

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は12日、生成人工知能(AI)に不可欠な「広帯域メモリー(HBM)」の第6世代製品「HBM4」の量産・出荷を世界で初めて開始したと発表した。

 前世代のHBM開発競争で遅れを取り、半導体事業の先行きに対する懸念も指摘されていた同社は、業界最高性能をうたうHBM4をいち早く市場に投入することで、市場の主導権確保に乗り出す。

 同社は当初、旧正月(今年は2月17日)の連休直後にHBM4の出荷を開始する計画だったが、顧客との協議を経て日程を1週間ほど前倒しした。同製品は、主要顧客である米エヌビディアの品質テストを早期に通過したとされる。

 業界で唯一の工程技術を採用した同社のHBM4は、データ処理速度がJEDEC(電子デバイス技術合同協議会)規格の8Gbps(ギガビット毎秒)を上回る最大11.7Gbpsに達する。これは同規格より37%速く、前世代のHBM3Eと比較しても22%向上している。

 また、単一スタック当たりの帯域幅は前モデル比2.4倍となる最大毎秒3TB(テラバイト)に及び、12層の積層技術により最大36GB(ギガバイト)の容量を実現した。低消費電力設計により、サーバーやデータセンターの電力消費と冷却コストを大幅に削減できるという。

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