◇李大統領「韓国は自らの力で守る」 自主国防を改めて強調
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は20日、陸海空軍の本部がある中部の忠清南道・鶏竜台で開かれた陸海空軍士官学校の合同任官式で演説し、「韓国はわれわれの力で守るという強力な自主国防の意志で武装しなければならない」と強調した。李大統領は「韓国はかつてないほど強力な国防力を有している。韓米同盟に基づき原子力潜水艦の建造を進めており、国防費は北(朝鮮)の国内総生産(GDP)の1.4倍に達する世界第5位の軍事大国」と言及。「一部では依然として自主防衛は不可能という依存的な思考にとらわれている」とし、「今こそこうした古い認識と態度は旧時代の博物館に送り込むべきだ」と訴えた。
◇尹前大統領が無期懲役判決に「納得し難い」 国民に謝罪も
尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領は20日、弁護団を通して声明を出し、2024年12月の「非常戒厳」の宣言を「内乱」と判断し、無期懲役を言い渡した一審判決について、「納得し難い」と主張した。尹氏は声明で、「単に軍が国会に行ったから内乱だという理屈は納得し難い」と表明。「司法の独立を担保できず、法と良心による判決を期待することが困難な状況」とし、「控訴を通じた法的争いに何の意味があるのか、深い疑念を抱いている」と批判した。また、「非常戒厳を宣言した私の判断と決定はひとえに国と国民のためのものであり、その真意と目的については今も変わりはない」としつつ、「救国の決断だったが、私の力不足で結果的に多くの挫折と苦難をもたらしたことについて、国民の皆さんに深くお詫びする」と謝罪した。
◇茂木外相の独島領有権主張に「即時撤回」要求 日本公使呼び抗議
外交部は20日、日本の茂木敏充外相が外交演説で「竹島は日本固有の領土」と主張したことについて、「独島に対する不当な領有権主張を繰り返したことに強く抗議し、即時撤回することを求める」とする報道官声明を出した。また同部の金相勲(キム・サンフン)アジア太平洋局長は在韓日本大使館の松尾裕敬総括公使を呼んで抗議した。
◇BTSのソウル・光化門広場公演 警察が「仮想スタジアム」設定し雑踏警備へ
ソウル警察庁は朴正普(パク・ジョンボ)庁長の主宰で会議を開き、人気グループ、BTS(防弾少年団)が3月21日にソウル中心部の光化門広場で開催する公演の警備について、会場一帯をスタジアムに見立て、指定した通路からのみ出入り可能にするなどの安全対策を検討した。仮想のスタジアムは、光化門前に復元された「月台」の向かい側から李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像を経て市庁駅に至る南北1.2キロ、東西200メートルの範囲に設定。西側12本、東側17本の通路を設け、会場内が混雑した場合は入場を制限するなどして人の流れを分散させる計画だ。