韓国 きょうのニュース(3月4日)

◇「暗黒の水曜」韓国株12%安 過去最大の下落率

 4日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は中東情勢の緊迫化を受け、前日比698.37ポイント(12.06%)安の5093.54で取引を終え、「暗黒の水曜日」となった。下落率は2001年9月12日に記録した12.02%を上回り、過去最大となった。また、下落幅も前日に記録した過去最大の452.22ポイントを大幅に上回り、2日連続で過去最大を更新した。KOSPIとコスダックの指数が同時に8%以上急落したことで、取引を20分間停止する「サーキットブレーカー」も発動された。

◇韓国政府「中東緊迫も原油・ガス備蓄は十分」

 米国・イスラエルとイランの衝突により中東情勢が緊迫化する中、韓国政府は4日、現在の国内の原油およびガスの備蓄量は十分であり、短期的には供給に問題はないとの立場を明らかにした。与党「共に民主党」の金永培(キム・ヨンベ)国会議員は同日午前、国会で開かれた「韓米関税に関する懇談会」で今回の事態の影響と対応策について政府と協議した後、記者会見でこうした政府の立場を伝えた。韓国のエネルギー備蓄量は原油が官民合わせて約1億9000万バレル、ガスも義務備蓄量の約9日分を上回る水準だという。

◇李大統領「フィリピンは貿易の大動脈」 製造・インフラ協力を強調

 フィリピンを国賓として訪問している韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は4日(現地時間)、マニラのホテルで開かれた「韓フィリピン・ビジネスフォーラム」に出席し、両国企業間の投資や協力の活性化を呼び掛けた。李大統領は祝辞で、16~19世紀にフィリピンの造船所で建造された貿易船「マニラ・ガレオン」に言及。「当時のフィリピンはアジア、米国、欧州を一つの経済圏で結ぶグローバル貿易の大動脈の役割を果たした」と振り返った。続いて「韓国企業がフィリピンのスービック造船所で建造した船舶が、フィリピン製品を世界中に運び『第2のマニラ・ガレオン貿易』を切り開いているように、両国間の相補的な経済協力がさらに強化されることを期待する」と強調した。

◇対米投資特別法9日までに処理 与野党合意

 与野党は4日、対米投資基金の創設などに向けた「対米投資特別法」を遅滞なく処理することで合意した。与党「共に民主党」の千俊鎬(チョン・ジュンホ)院内運営首席副代表と、最大野党「国民の力」の劉相凡(ユ・サンボム)院内運営首席副代表は同日、国会で会談し、こうした方針で一致した。千氏は会談後、記者団に対し「国民の力側から、対米投資特別法に関して今月9日までに事前合意通り法案審査を終え、処理するとの回答を得た」と述べた。

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