拘束妨害巡る尹前大統領の控訴審初公判 内乱専担裁判部が担当

【ソウル聯合ニュース】2024年12月の「非常戒厳」宣言に絡み、捜査機関による自身の拘束を妨害した特殊公務執行妨害などの罪に問われ、一審で懲役5年を言い渡された韓国前大統領、尹錫悦(ユン・ソクヨル)被告の控訴審初公判が4日午後、ソウル高裁で開かれた。同高裁に設置された内乱事件を専門に扱う「内乱専担裁判部」が審理する最初の裁判となる。

 

 尹被告は紺色のスーツ姿で出廷し、罪状を全面的に否認。弁護側は無罪を主張した。

 内乱事件を捜査した特別検察官は、非常戒厳に関する虚偽事実が盛り込まれた文書を海外メディアに送るよう指示した職権乱用罪などが一審で無罪とされたことについて、地裁が法理を誤認したと主張。憲法秩序を乱す罪を犯しながら反省がないとして、一審の量刑は不当に軽いと指摘した。

 ソウル中央地裁は今年1月、尹被告に対し、懲役5年(求刑・懲役10年)を言い渡した。尹被告が大統領罷免前の昨年1月、大統領警護処に指示し、高位公職者犯罪捜査処による自身の拘束令状の執行を妨害した罪や、非常戒厳の宣言前に閣議に出席できなかった閣僚に対し憲法で定められた戒厳審議・議決権を侵害した罪を認めた。虚偽の戒厳宣言文を事後に作成し、後に破棄したことも有罪と判断した。

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