成人の6割以上が年間読書量「ゼロ」 読書率は過去最低=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部が6日公表した「2025年国民読書実態調査」の結果によると、成人のうち昨年(24年9月~25年8月)に一般図書(紙の本やオーディオブック)を1冊でも読んだり聞いたりした人の割合を示す「年間総合読書率」は38.5%にとどまった。前回調査の23年(43.0%)に比べ4.5ポイント低下し、1994年の調査開始以来最も低かった。

 成人の年間総読書量は23年(3.9冊)から1.5冊減少した2.4冊で、内訳は紙の本が1.3冊、電子書籍が0.9冊、オーディオブックが0.2冊。購入量は紙の本が0.8冊、電子書籍が0.6冊だった。

 年齢別にみると、60歳以上の高齢層の総合読書率は14.4%にとどまった。一方、20代(19~29歳)は75.3%で最も高かった。

 所得による差も大きかった。月平均所得が500万ウォン(約54万円)以上の高所得層の読書率は56.1%で、200万ウォン以下の低所得層では13.4%だった。 

 メディア別にみると、20代では電子書籍の読書率(59.4%)が紙の本(45.1%)を大きく上回り、オーディオブックの読書率も60代未満の全年齢層で増加傾向を示した。紙の本だけでみると成人の読書率は28.8%で、7割以上の人が年間を通じて1冊も本を読まない実態が明らかになった。

 成人の1日当たり読書時間は平日が平均18.2分、休日は26.4分だった。

 小中高生の総合読書率は94.6%で、23年(95.8%)から小幅に低下したが、依然として高い水準を維持した。年間読書量は31.5冊で、前年比4.5冊減少した。1日平均読書時間は平日が70.3分、休日が79.9分だった。また、小中高生の84.0%が図書館の利用経験があると答えた。

 読書をしない理由としては「仕事(勉強)で時間がない」(成人25.7%、小中高生30.4%)が最も多く、「本以外の他のメディア・コンテンツの利用」(24.3%、19.1%)、「他の余暇・趣味活動」(10.9%、12.2%)と続いた。

 同調査は隔年で実施されており、今回の調査は25年9月1日から11月5日まで、全国の満19歳以上の5000人と小中高校生2400人を対象に実施された。   

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