在来市場を訪れる外国人観光客は、現金払いへの誘導や抱き合わせ販売も問題だと話した。鍾路の広蔵市場で出会ったポーランド人のソフィアさん(23)は「韓国の市場ではカードが使えないと聞いて、現金を両替して持ってきました」と話した。ドイツ人のマクシミリアンさん(27)は「安い価格で韓国料理を少しずつ好きな分だけ食べられると楽しみにしてきたのに、周囲の飲食店より市場の方がずっと高いように思います」「注文していない料理が勝手に付いてきたという友人もいました」と明かした。
一部のタクシー運転手らによるぼったくり料金も外国人観光客にとっては不満の種だ。ソウル市によると、タクシーの不当料金に関する外国人観光客からの通報は、昨年は286件だった。日本人のユナさん(20)は「空港からタクシーに乗ったら運転手がメーターを倒さず、8万5000ウォンを要求されました」「後で確認したところ、本来はその距離なら半額ぐらいだと聞きました」と話した。
警察は、BTS公演が行われる21日には光化門広場一帯に最大で26万人が殺到すると予想している。光化門広場の半径1キロ以内にある5つ星ホテルは、公演当日はすでに予約で満室となっている。宿泊予約アプリ「ヨギオッテ(Yeogiotte)」によると、20-21日の光化門広場周辺の宿泊予約件数は前年同期の5.5倍に達していることが分かった。
ソウル市がBTS公演を前に周辺ホテル83カ所を抜き打ち点検したところ、18のホテルが料金表を掲示せずに営業していることが分かった。韓国の宿泊施設は公衆衛生管理法に基づき、ロビーに料金表を掲示しなければならない。ソウル市は違法な宿泊業者などに関する市民からの情報提供を受け付けている。情報提供者には最大2億ウォンの報奨金を支給する予定だ。
釜山市も今年6月に行われるBTSの釜山公演を控え、周辺宿泊施設の特別取り締まりに乗り出した。釜山地域の一部宿泊業者は、通常なら6万―9万ウォン程度の宿泊料金をBTSの公演期間に限って50万-70万ウォン台につり上げている。
漢陽大観光学部のチョン・ランス兼任教授は「最近はTikTokやユーチューブなどで一部の宿泊業者のぼったくり営業がリアルタイムで拡散される時代だ」とした上で「BTS公演を控え、世界中の外国人観光客が集まるのに、国のイメージに大きな打撃を与えかねない」と指摘した。
ク・アモ記者、ユン・ソンウン記者、ウォン・ジョンビン記者