【ソウル聯合ニュース】韓国で燃料価格の安定に向け価格に上限を設ける「石油最高価格制」が始まった13日、軽油価格を1リットル当たり最大386ウォン(約41円)引き下げるガソリンスタンドが確認されるなど、全国のガソリンスタンドの約4割が価格を下げた。
産業通商部の資料によると、午後2時時点で全国1万646カ所のうち、ガソリン価格を前日より下げた店舗は43.5%、価格を据え置いたのは54.5%、値上げしたのは2.0%にとどまった。
軽油についても、価格を下げた店舗は全体の43.8%で、据え置きは53.3%(5678カ所)、値上げは2.9%(307カ所)だった。
イラン情勢の緊迫化に伴う原油相場の上昇により、急騰する国内ガソリン価格を抑えるため、政府は13日午前0時をもって石油最高価格制の導入に踏み切った。
同制度の導入により、石油元売り各社がガソリンスタンドなどに適用する卸売価格の上限は、1リットル当たりレギュラーガソリンが1724ウォン、軽油が1713ウォン、灯油が1320ウォンに設定された。上限価格は国際原油価格の状況を反映し、2週間ごとに見直される。
導入初日のこの日、軽油を前日より386ウォン安い1795ウォンに、ガソリンを289ウォン安い1870ウォンにそれぞれ引き下げるなど、大幅な価格調整を行ったガソリンスタンドが全国で確認された。
政府の強い要請を受け、国内の石油元売り大手4社は直営ガソリンスタンドで価格引き下げを実施していたが、この日さらなる値下げに踏み切ったことが分かった。
産業通商部の関係者は、前日の価格に比べ、午前9時時点より午後2時時点の方が値下げした店舗数が増えているとし、「政府の価格安定化措置に伴う同調傾向が鮮明に表れている」と述べた。