米国でドローン(無人機)とカラスの模型を使って刑務所に麻薬やタバコなどを運ぼうとした2人の女が逮捕された。米CBSニュースなどが9日(現地時間)に報道した。
報道によると、ルイジアナ州グラント郡保安官事務所は9日、2人の女がドローンを使って持ち込み禁止品を連邦刑務所に密かに運ぼうとした容疑で逮捕されたと発表したとのことだ。
テキサス州出身のメラニー・ジーン・ワシントン容疑者(38)とキャリー・マリー・コール容疑者(41)はドローンを使ってカラスの形をしたプラスチック模型を飛ばし、その後刑務所内に落とす方法で持ち込み禁止品を運ぼうと試みた容疑が持たれている。
カラスの模型の中には、タバコ・麻薬・携帯電話など持ち込み禁止品が入っていた。保安官事務所が公開した模型の写真を見ると、黒い鳥の模型に何かを黒いテープで巻き付けて取り付けた様子が写っている。
両容疑者は「受刑者に持ち込み禁止品を渡す報酬として約4万ドル(約640万円)を受け取ることになっていた」と供述したという。保安官事務所によると、両容疑者は麻薬の所持および流通・刑務所内への禁止品持ち込み企図・共謀などの容疑が持たれているとのことだ。
米国では最近、ドローンを利用した刑務所への禁止品持ち込み事件が相次いでおり、オハイオ州、ジョージア州、テキサス州、アイオワ州などでも同様の事例が報告されている。同刑務所でも今回の事件が起こる数週間前、23歳の男がウオツカなどを持ち込もうとして逮捕されていた。先月初めにも、36歳の女が麻薬などをこの刑務所に密かに持ち込もうとして逮捕されている。
英ロンドンでは先日3日、組織的にこのような行為をするグループが逮捕された。グループのメンバーたちはドローン操縦者から運転、ネットワーク監視まで含めて7人組で行動し、刑務所内部に麻薬や携帯電話などを運び込んだとのことだ。
チョン・チェビン記者