「けがした方がいないのなら問題ない」と不問に付してくれた焼き肉店主の店で剪定作業員18人が会食、ほっこりエピソードが話題に /ソウル

 街路樹の剪定作業の影響で被害を受けた飲食店が、補償を求めず不問に付したところ、作業員18人がその店で食事会を開いて店側の好意に応えていたというエピソードが伝えられ、話題になっている。

【写真】剪定作業中に大きな枝が落下 補償を求めない店主の好意に応えて行われた会食の様子

 ソウル市陽川区木洞で焼き肉店を営むAさんは8日、Threads(スレッズ)に、思わぬ団体客がやって来たというエピソードを投稿した。

 Aさんは「7日午前10時、開店の準備をしていたアルバイト店員から『社長をに代わってほしい、と電話が来ている』と連絡を受けました」と書き出した。

 Aさんによると、当時Aさんの店の前では街路樹の剪定作業が行われており、作業中に大きな木の枝が落下して店の入り口の木製デッキにぶつかったという。衝撃で木製デッキの一部に穴が開き、作業員はこのアクシデントを伝えるために連絡してきたのだった。

 作業員は「申し訳ない」と謝り、これに対しAさんは「けがをした方がいないのなら問題ない」と伝え、特に補償は求めなかった。Aさんは「電話で謝ってもらえただけで十分だと思いました」とつづった。

 数時間後、予想外のことが起きた。ランチタイムになると、剪定作業をしていた作業員18人がAさんの店にやってきたのだ。Aさんは「少し前、その作業員の方々が18人で肉を食べにきてくださったんです。世の中まだまだ捨てたもんじゃないですね」と書き込んだ。

 Aさんは「おかげ様で、思いがけない売り上げが発生し、非常に気分がいいです。とてもおいしいと言ってくださり、家からちょっと遠いけどまた来たいとも言っていただけました」と説明した。さらに、事故の後には作業員たちが、破損した木製デッキを撤去して新しいものを作るなど迅速に復旧作業を進め、それが終わってから食事をしていたことが分かった。

 このエピソードが伝わると、ネット上では「互いの心遣いが印象的だ」との反応があふれた。ネットユーザーからは「けがをした方がいなくて幸いだったし、社長の心意気に応えて売り上げに協力しにやって来た作業員の方々もとても温かい」「社長の広い心も素晴らしいし、団体で食事した方々もセンス満点」「小さな事故が心温まる話につながった」などのコメントが相次いだ。

イ・ガヨン記者

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