韓国 きょうのニュース(3月17日)

◇李大統領 中東情勢悪化受け補正予算編成・エネルギー削減策指示

 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は17日の閣議で、中東情勢が予想を超えて悪化しており、現在の状況が続けば国民生活への影響が拡大するだろうとしながら「状況の長期化を前提に、最悪のシナリオも想定した対策を講じる必要がある」と述べた。李大統領は、原油の供給ルート拡大に全力を挙げる必要があるとした上で、自動車のナンバープレートの数字に応じて決められた日に運転を控える「5部制」や「10部制」などのエネルギー需要削減策を講じるよう指示した。また、社会的弱者や輸出企業の支援のため「戦争補正予算」を速やかに編成するよう要請した。

◇派兵圧力強めるトランプ氏 在韓米軍削減も交渉カードに

 トランプ米大統領が韓国をはじめとする同盟国に対し、ホルムズ海峡への派兵を迫る圧力を日増しに強めている。韓国は中東からの原油輸入に対する依存度が高く、ホルムズ海峡の封鎖により国のエネルギー安全保障の危機に直面している上、防衛面では核兵器を保有する北朝鮮と対峙し、在韓米軍の抑止力の恩恵を受けている。手持ちのカードを最大限に利用するトランプ氏は、こうした韓国の状況を利用して圧力を強めている。トランプ氏はこれまでも、政権の1期目や2024年の大統領選で在韓米軍の撤収や削減を公然と口にしてきた。関係者の間では、今回韓国から期待通りの回答が得られなかった場合は在韓米軍の削減を再び持ち出す可能性も完全には排除できないとの見方が出ている。

◇エヌビディアCEO サムスン電子・SKハイニックスを称賛

 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は16日(現地時間)、米カリフォルニア州サンノゼで始まった年次開発者会議「GTC2026」に参加したサムスン電子とSKハイニックスの展示ブースを訪れ、両社に賛辞を贈った。サムスン電子のブースを訪れたフアン氏はチョ・サンヨン副社長に対し、同社との関係を「素晴らしいパートナーシップ」と称賛。「サムスンは世界最高」と述べた。続いてSKハイニックスのブースを訪れ、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長と歓談しながら「皆さんは完璧だ」とし、「あなたたちを誇りに思う」とねぎらった。

◇ソウル市長選に現職の呉氏が出馬表明 最大野党代表との対立は解消せず

 6月3日に実施される統一地方選で、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が17日に記者会見を開き、所属する保守系最大野党「国民の力」のソウル市長候補に登録する意向を表明した。呉氏は「非常戒厳」宣言で罷免された尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領と党の「絶縁」を求め、候補登録を見送ってきた。呉氏は国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表と執行部について、「残念ながら国民が納得できる変化の意志を見せなかった」として、「極右ユーチューバーとも絶縁できず、党を誤った方向に導いている」と批判。「無能で無責任」とも指摘した。

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