BTS公演 会場収容は10万人に制限=金属探知機で手荷物検査も

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル警察庁関係者は18日の記者会見で、21日にソウル中心部の光化門広場で開催される人気グループ、BTS(防弾少年団)の公演を巡り、不審者への職務質問や手荷物検査の強化などの警備計画を発表した。

 警察は、ステージを観覧できる区域の外側に規制線を設定し、区域内の人数を約10万人に制限する方針だ。1平方メートルあたり2人以上の密度にならないよう、入場規制を行って雑踏事故などを防ぐ。

 警察関係者は「安全確保を最優先とし、収容人数を10万人程度と見積もっている」とし、規制線の外側からでも十分に観覧できると述べ、市民に理解を求めた。

 警察は、ステージ周辺から崇礼門(南大門)にかけて最大で約26万人が集まると見込んでいる。韓国と日本が共同開催した2002年サッカー・ワールドカップ(W杯)時の街頭応援では25万人程度が集まったが、当時を上回るとみられる。

 規制区域内での観覧には、ゲート型の金属探知機を通過するなどの検査が義務付けられる。

 警察は区域外でも、携帯用スキャナー約300台を使用し、刃物所持の疑いがあるなど不審な動きを見せる人物に対し、所持品を確認するなどの職務質問を行う。身分証を携帯していない場合、身元照会や指紋照合を求める方針だ。

 メンバーが立つステージ周辺は、フェンスを二重、三重に設置して一般の立ち入りを完全に遮断する。

 警察は公演当日、会場周辺に機動隊員約6700人と警察官ら160人を配備する計画だ。外国人が関連する犯罪の防止を担う外事チーム約40人も投入する。入場口の検問担当者に対しても、検査の手順などを外国語で説明できるよう、事前の教育を徹底する。

 警察関係者は、不特定多数が集まる屋外で開催されるイベントの特性や2022年にソウルの繁華街、梨泰院で発生した雑踏事故の教訓を踏まえ、万全の警備体制を敷く必要があると判断したと説明。緊迫する中東情勢を考慮し、テロ対策の観点からも安全確保を徹底する考えを示した。

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