サムスン電子の1~3月期業績に期待感 営業益1位奪還の見通し

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子の半導体に対する需要が高まり、来月発表される1~3月期の業績に注目が集まっている。

 人工知能(AI)向け半導体「広帯域メモリー(HBM)」や汎用メモリー価格の高騰が続き、半導体大手のSKハイニックスに奪われた営業利益1位の座を奪還する可能性が高い。

 金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが証券会社15社の業績予想をまとめた結果、サムスン電子の1~3月期の営業利益は38兆1011億ウォン(約4兆300億円)となり、前年同期比で469.9%増加するとの見通しを示した。大信証券は「メモリー市場の超好況と技術競争力の回復により、1~3月期から営業利益1位を奪還すると見込まれる」と分析した。

 サムスン電子の昨年の営業利益は43兆6010億ウォンとなり、史上初めてSKハイニックス(47兆2063億ウォン)に追い抜かれた。だが、今年は半導体メモリー「DRAM」の価格上昇やHBM市場での競争力回復により、SKハイニックスの営業利益を上回る見通しだ。

 サムスン電子は先月、HBMの第6世代製品「HBM4」の量産・出荷に世界で初めて成功した。また、米半導体大手エヌビディアの年次開発者会議「GTC」で、次世代HBM「HBM4E」を公開した。同社のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は「サムスンは世界最高」と評価し、両社の強固なパートナーシップを示した。

 サムスン電子は今年、HBMの生産量を前年比3倍以上増やす計画で、HBM4の割合を全体の半分以上に拡大する方針だ。

 最近訪韓した米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)のリサ・スーCEOとはHBM4の優先供給協定を結んだ。

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