【NEWSIS】トイレで排尿した後は、男性であっても細菌感染予防のためにトイレットペーパーを使うべきとの声が上がり、論争になっている。
【写真】英紙「公衆トイレのトイレットペーパーにこんな跡があったら要注意」
英メディア「デイリーメール」が3月22日(現地時間)、報じた。それによると、男性ライフスタイル・コンテンツ制作家のクリス・ペトロン氏は自身のインスタグラムで、男性が排尿後にトイレットペーパーを使わないことにショックを受けたという女性の反応を共有し「男性も排尿後は性器の先を軽く拭くべき」と強調した。この動画は現在までに426万回以上再生され、トイレでの男性の衛生管理に対する論争を巻き起こしている。
これについて、英国の皮膚科専門医、クリストファー・バンカー医師は「包皮を完全にむいた状態で排尿し、数回やさしく押して残尿を出し切った後、乾いたトイレットペーパーで拭き取るのが望ましい」と説明した。さらに「ウエットティッシュはデリケートな皮膚でアレルギー反応が起きる可能性があるので推奨しない」とも述べた。
グローバルなリサーチ会社「ユーガブ(YouGov)」の調査によると、男性の3分の1以上が排尿後にトイレットペーパーを使っていないことが分かった。しかし専門家らは、このような習慣が単なる衛生問題にとどまらず各種疾患の感染リスクを高めることになると警告する。
バンカー医師は「性器に残った尿が、皮膚疾患である硬化性苔癬(たいせん)やカンジダ感染症、排尿痛、包皮狭窄、最悪の場合は陰茎がんを引き起こす可能性がある」と指摘した。
また、残尿があると包皮の下が温かく湿った状態になり、細菌や酵母菌が繁殖しやすくなると強調した。代表的な疾患としては亀頭に炎症が起きる「亀頭包皮炎」があり、特に包茎手術を受けていない男性に起こりやすいという。排尿後に尿が少しずつ漏れる「排尿後尿滴下」の症状がある男性も、感染症にかかりやすいとのことだ。
専門家らは、こうした疾患リスクを予防するためには排尿後に性器を乾いた状態に保つよう留意すべきとアドバイスしている。
キム・ゴンミン記者