北の対南無人機潜入にだんまり李在明大統領、韓国の対北無人機潜入に遺憾表明

北の対南無人機潜入にだんまり李在明大統領、韓国の対北無人機潜入に遺憾表明

【TV朝鮮】(アンカー)

 李在明(イ・ジェミョン)大統領が「北朝鮮無人機事件」について初めて遺憾の意を表明しました。事実上の直接謝罪と考えられます。北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)は先ほど「賢明な対応」とコメントしました。チェ・ミンシク記者がお伝えします。

 (記者リポート)

 李在明大統領は国務会議で民間人による無人機潜入事件について「韓国政府が意図したものではなかった」と強調しました。

 (李在明大統領)

 「一部の無責任かつ無謀な行動で無用な軍事的緊張が誘発されたことに対し、北朝鮮側に遺憾の意を表明します」

 大統領による初めての遺憾表明です。

 李在明大統領は三一節記念辞では「韓半島の平和に脅威となる甚大な事案」と指摘し、今年1月には「戦争開始行為と同じ」と批判していました。

 直接の遺憾表明は自制していましたが、軍警合同タスクフォース(作業チーム)の調査結果が公表されたことを受け、より踏み込んだ考えを表明したと言えます。

 (李在明大統領/2025年12月の外信記者会見)

 「謝罪すべきと思うが、ちょっと間違えたら従北といった批判や、政治的イデオロギー対決の種にならないか心配したので」

 北朝鮮は今年2月、韓国統一部(省に相当)の鄭東泳(チョン・ドンヨン)長官の遺憾表明に対し「幸いと考える」と評価しました。

 大統領による遺憾表明の背景には「敵対的2国家政策」を強化する北朝鮮に変化を促したい考えもあったとみられます。

 しかし野党は、北朝鮮による無人機の韓国潜入には沈黙し、韓国だけが低姿勢で一貫していると批判しました。

 (朴成訓〈パク・ソンフン〉/国民の力首席報道官)

 「『挑発しても最終的に韓国が頭を下げる』という間違ったシグナルを送れば、その次はより大きな挑発につながりかねません」

 さらに北朝鮮による相次ぐ領空侵犯や哨戒艦「天安」事件などの軍事挑発にも言及し「正式な謝罪と再発防止を求めるのが先だ」とも主張しました。TV朝鮮、チェ・ミンシクがお伝えしました。

(2026年4月6日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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