「飲食店の客に性的暴行された」と虚偽通報した夫婦を勾留 /済州

警察が送検しなかった事件を検察が補完捜査
済州地検、虚偽通報などの容疑で勾留起訴

「飲食店の客に性的暴行された」と虚偽通報した夫婦を勾留 /済州

【NEWSIS】だんらん酒店(遊興飲食店)の客を相手に数千万ウォン台(1000万ウォン=現在のレートで約106万円)の和解金を狙って性暴行の虚偽通報を行った夫婦が、勾留されて裁判にかけられた。

【写真】「性的暴行を受けた」という虚偽告訴を相次いで見破ったソウル中央地検の女性検事

 済州地検刑事1部(李大成〈イ・デソン〉部長検事)は6日、「警察が不送致にした強姦(ごうかん)事件を補完捜査して、A被告(30代女性)およびB被告(40代男性)の夫婦が被害者Cさんを相手に虚偽通報を行った事実を確認し、勾留起訴した」と発表した。

 検察によると、夫婦はCさんを誘惑して性関係を持った後、強姦されたかのように警察に虚偽通報した疑いが持たれている。

 遊興飲食店の接客員をしているA被告は昨年9月25日ごろ、済州のホテルで客のCさんと性関係を持ち、強姦されたかのように虚偽通報した疑いが持たれている。

 同日、B被告は警察に「A被告と連絡が取れない」として失踪申告(捜索願)を出した。ところが当時、A被告は済州のホテルでCさんと酒を飲んでいたことが把握された。A被告は警察に「助けて」とショートメールを発信したことが判明した。

 警察はおよそ20人を動員してA被告を探した。A被告は警察に「Cさんから強姦・暴行された」と主張した。

 昨年12月30日ごろ、警察はCさんについて「嫌疑無し」処分を下し、事件を不送致とした。これを受けて被告夫婦は警察に異議申し立てを行った。

 事件記録を検討した済州地検は、被告夫婦を虚偽通報容疑で立件し、補完捜査を進めた。住居の家宅捜索と携帯電話の電子情報精密分析(デジタル・フォレンジック)なども行った。

 検察による調べの結果、被告夫婦がショートメールを用いて、数千万ウォン台の和解金を狙って虚偽通報の犯行を共謀したことが明らかになった。

 検察は先月30日、夫婦に対する勾留状の発布を受けた。また、故意に虚偽の失踪申告を行って警察力が浪費されたことについても、偽計による公務執行妨害容疑を適用した。

 夫婦は容疑を全て認めていると伝えられている。

 検察は今月6日付で夫婦を勾留起訴した。

 済州地検の関係者は「送致事件および不送致記録を忠実に検討し、積極的な補完捜査を通して真実究明の先駆けとなった」とし「性犯罪だけでなく、無念の司法被害者を発生させる虚偽告訴など司法秩序阻害犯罪にも厳正に対応したい」と伝えた。

オ・ヨンジェ記者

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