昨年、韓国の借金が約130兆ウォン(約13兆7500億円)増え、韓国の債務は1300兆ウォンを超えた。
国内総生産(GDP)に対する債務比率はやや上昇して50%に迫っている。
韓国政府は6日の国務会議(閣議)で、こうした内容を盛り込んだ「2025会計年度国家決算報告書」を審議・議決した。
国家決算報告書によると、昨年の韓国の債務(中央政府+地方政府)は1304兆5000億ウォンと集計されたとのことだ。
これは、前年度決算(1175兆ウォン)より129兆4000億ウォンの増加で、当初の予算見通し(1301兆9000億ウォン)よりも2兆6000億ウォン多い。
韓国の債務は、2016-18年の約600兆ウォン台、2019年の723兆2000億ウォンから、新型コロナウイルス感染症流行を経て、2020年は846兆6000億ウォン、2021年は970兆7000億ウォンへと大幅に増えている。
2022年には1067兆4000億ウォンを記録し、初めて1000兆ウォンを超えた。
韓国の債務が増加していることについて、財政経済部(省)の黄淳官(ファン・スングァン)国庫室長は「2025年は(2024年12月3日の尹錫悦〈ユン・ソンニョル〉前大統領による)非常戒厳宣布の影響による内需縮小や、米国発の通商環境急変など、国内外の衝撃が同時に迫ってきた」「政府は二度の修正・補正予算編成などで財政の積極的な役割を強化した」と強調した。
韓国の債務の国内総生産(GDP)における比率は49.0%で、前年度(46.0%)より3.0ポイント上昇した。当初の予算見通し(49.1%)より0.1ポイント低かった。
中央政府の債務は1268兆1000億ウォンで、前年より127兆ウォン増加した。
国債発行残高は113兆5000億ウォンの増加、外国為替平衡基金債券(外貨資金の需給調節を目的とした債券)は16兆7000億ウォンの増加だった。一方、国民住宅債券は3兆5000億ウォン減った。
地方自治体の純債務は36兆4000億ウォンで、前年度比で2兆5000億ウォン増えた。
1人当たりの韓国の債務は約2524万ウォンと推定されている。これは、韓国の債務総額を2022年時点の国家データ処(省庁の一つ)2025年推計人口(5168万5000人)で割った数値だ。
昨年の韓国の債務は2771兆6000億ウォンで、前年度(2585兆7000億ウォン)より185兆9000億ウォン増加した。
主な原因は、財政赤字補填(ほてん)のための国債発行(139兆9000億ウォン)と、年金充当負債の増加(31兆5000億ウォン)だ。
韓国の債務は、国が直ちに返済しなければならない負債だ。代表的な例としては、国債のように政府が金を借り入れ、返済期限と金額が定められている債務を指す。一般家庭に例えると、銀行から借り入れて返済すると約束をした金と似ている。
リュ・ビョンス記者