「5日間何も食べていない、申し訳ない」 手紙残し無人店舗から食品盗んだ日雇い労働者…店主の厳しい対応に韓国のネットの反応は

 【NEWSIS】謝罪の手紙を残した上で、無人店舗から食品を盗んだ男に対し、店主が断固とした対応を取ると宣言した。

 10日、あるインターネット・コミュニティー・サイトに、京畿道城南市の無人店舗入口に貼られた謝罪の手紙を撮った写真が掲載された。

【写真】日雇い労働者が残した手紙と「断固たる対応」を宣言した店主の貼り紙

 手紙を書いた日雇い労働者の男性は「冬に仕事ができなかったのでお金がありません。5日間何も食べていません」「腹が減って罪を犯しました。本当に申し訳ありません」「必ず倍にしてお返しします」「通報はしないでください」と訴え、寛大な処置を求めた上で、商品の食品を盗んでいった。

 状況を把握した店主は声明で、「タッカンジョン(鶏から揚げの甘辛ソースがけ)など10種類以上の商品を持ち去った。明らかな窃盗だ」と批判した。そして、「どんな状況かは知る由もないし、それが分かったからといって商品を全員に提供していたら店の経営が成り立たない」としながらも、「まだ警察に通報していない。今週中に必ず電話をしてほしい」と呼びかけた。

 ネットユーザーたちの意見は賛否が分かれている。「窃盗は正当化できない」「そんなにたくさん持ち去ったなら、生活するための犯罪とは言えない」という意見もあった一方で、「悲しいエピソード」「連絡が来たら善処してやってほしい」といった声もあり、男の状況を哀れむ反応も見られた。

 窃盗罪は反意思不罰罪に該当しないため、被害者の処罰意思に関わらず刑事罰が科される可能性がある。

 刑法第329条によると、窃盗を行った者は6年以下の懲役または1000万ウォン(約110万円)以下の罰金に処せられる。ただし、被害者と和解したり、生計に関わる犯罪であることが立証されたりした場合は、量刑に有利な要素として働く可能性がある。

イ・ジウ記者

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