「自分の祖先は…」 ドイツで検索エンジン公開、爆発的な反響を呼ぶナチ党員名簿

 【NEWSIS】ドイツで最近、自分の祖先がかつてナチ党(国民社会主義ドイツ労働者党)の党員だったかどうかを確認できるオンライン検索エンジンが公開され、注目を集めている。

 英BBCが15日(現地時間)、報じた。それによると、ドイツの週刊新聞「ディー・ツァイト(Die Zeit)」はドイツと米国の記録保管所と協力し、ナチ党の党員名簿を基にした検索システムを構築。このシステムで検索すれば、両親や祖父母がナチ党に入っていたかを自分で照会できるようになった。

【写真】TWICEチェヨン、ナチスのシンボルが描かれた服を着用し謝罪

 この資料は、数約万件に達するナチ党の入党カード記録で構成されている。これらのカード記録は、第2次世界大戦の終戦前後にミュンヘンで製紙工場を営んでいた人物が、文書の廃棄命令を拒否して保管を続けていたことが分かった。その後、米国当局がこれを押収してマイクロフィルムで撮影・保管していた。

 1994年にはドイツがこれらの記録を引き継ぎ、これまでは公式の要請を通じてのみ閲覧が可能だった。しかし今年3月から米国国立文書保管所が関連資料をネット上で公開し、一般人でもアクセスが可能となった。さらにディー・ツァイトがこれを検索可能な形に再構成した。

 ディー・ツァイトは「公開された資料を基に文書をバックアップし、より簡単に検索できるようにシステムを作った」と説明した。

 実際にシステムを利用する人も相次いでいる。オーストリア出身のクリスチャン・ライナーさんはBBCとのインタビューで「検索したらわずか数秒で祖父の名前が確認できた」と明かした。ライナーさんは「このシステムで家族がナチ党に入党していたかが確認できたし、他の家族に対する誤解を解くのにも役立った」と話した。

 ライナーさんは「以前や政治家や医師など位の高い一部の人物を中心とした研究しか行われていなかったが、今では一般人が家族史を自分で確認できるようになった」として「第2次世界大戦が終わって80年が過ぎた今も、新たな事実が次々に明らかになっている」と説明した。

 このサービスは公開直後から爆発的な反響を呼んでいる。ディー・ツァイトによると、検索エンジンの運用開始から数百万件のアクセスがあり、SNSでも数千回シェアされるなど大きな関心を集めている。

キム・ヘギョン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲イラスト=UTOIMAGE

right

あわせて読みたい