【NEWSIS】韓国政府のイラン人道支援決定に懸念を示していた元ミス・イランのモデル兼ユーチューバー、ホダ・ニクさんが韓国外交部(省)との協議の末、これまでの見解を覆した。ホダ・ニクさんは、韓国の支援金がイラン政権の武器資金に転用されるという懸念は誤解だったと認め、関連の投稿を削除した。
ホダ・ニクさんは17日、交流サイト(SNS)の自身のアカウントに「前日に投稿した文章に関して、韓国外交部関係者と直接電話で話した」「韓国の人道支援がどのように行われているかについて詳細な説明を受けた」と投稿した。そして、「医薬品や食糧などが赤十字国際委員会を通じて届けられ、必要な人々に確実に届くよう継続的な管理が行われる予定であることを確認した」と書いた。
さらに、「今回のことを契機に、事案をより正確に理解するに至った」「お忙しい中、親切に説明してくださった韓国外交部の関係者に感謝する」と謝意を述べた。
ホダ・ニクさんは、韓国政府がイランに50万ドル(約8000万円)規模の人道支援を決定したのを受け、「独裁政権の武器購入に使われるだろう」と強く批判していた。その発言がインターネット上で物議を醸したため、ホダ・ニクさんはこの投稿を削除した後、「イランにいる人々のもどかしい思いを代弁しようとしたため、表現がやや強くなってしまった」と弁明した。
今回の騒動は、国際機関を通じた多国間支援方式に対する誤解に起因しているとみられる。韓国外交部は「韓国政府の支援金はイラン当局を経由せず、赤十字国際委員会(ICRC)が現地で事業計画の策定から実施、検証まで全工程を直接担当するため、資金が転用される可能性は低い」と強調した。
韓国政府関係者は「国際機関を通じた支援は、紛争地域で政治的・軍事的目的に資金が流れるのを阻止できる最も確実な手段だ」「スイスや欧州連合(EU)など主要国も同様の方式を採用している」と説明した。
2018年のミス・イラン大会で3位だったホダ・ニクさんは、2020年に韓国のテレビ番組に出演したのをきっかけに韓国で活動を開始した。これまでSNSを通じてイラン国内の人権問題や反政府デモの状況を伝え、国際社会に関心を持ってほしいと呼びかけてきた。
キム・ジョンミン記者