「中国式のライフスタイルで暮らしたい」 SNSで拡散する「チャイナマクシング」とは

 【NEWSIS】最近ソーシャルメディア(SNS)では、「中国人になること」が流行している。中国の生活習慣や文化を積極的に取り入れ、ライフスタイルを「中国化」して最適化しようとする「チャイナマクシング(Chinamaxxing)」と呼ばれる風潮を巡り、専門家は中国文化の国際的な影響力が高まっていると分析した。

【写真】中国人になりきる人たち

 AP通信によると、ティックトックなどのSNSで最近数カ月、中国式のライフスタイルを模倣するコンテンツが人気を集めている。クコの実入りの温かいお茶を飲んだり、中華風の餃子を食べたり、室内でスリッパを履いたりする様子を収めた動画が数百万回の再生回数を記録した。

 専門家は単なる流行を超え、中国文化が日常的に消費される段階に入ったことを示していると評している。

 ニューヨーク大国際学専門大学院のシアオユイ・ユアン(Shaoyu Yuan)教授は「中国は実質的なソフトパワーを確保している。中国文化と『中国らしさ』が世界の日常の中で繰り返し消費される形で広がっている」と指摘した。

 実際に中国文化コンテンツの影響力は急速に拡大している。中国企業ポップマートのキャラクター人形「ラブブ」は世界的に人気を博し、業績が急伸した。また、ティックトックでは中国広東省出身のラッパー「攬佬SKAI ISYOURGOD」の楽曲「大展鴻図(ブループリント・スプリーム)」が数億回の再生回数を記録した。 こうした流れの中で「中国人になる」ことが拡散したと分析されている。

 これまで中国政府は孔子学院や一帯一路事業などを通じてソフトパワーの拡大を試みてきたが、今回のように自然に広がった文化トレンドの方がより大きな波及効果を示している。ユアン教授は「文化的影響力は宣言ではなく、大衆の選択によって広がる」と強調した。

 ただ、この現象に対する見方は分かれている。一部の中国系米国人は、中国文化が流行のように消費されることについて、文化盗用問題を提起している。 ニューヨーク・ブルックリンに住むエリス・チョンさんは「中国文化への関心が中国人が経験してきた人種差別の体験さえも消し去るわけではない」と語った。

キム・ヘギョン記者

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