「履行するまで核施設情報の共有を制限」 米軍、韓国政府に統一相「亀城」発言の調査と再発防止求める

「履行するまで核施設情報の共有を制限」 米軍、韓国政府に統一相「亀城」発言の調査と再発防止求める

 【TV朝鮮】(アンカー)

 韓国統一部(省に相当。以下同じ)の鄭東泳(チョン・ドンヨン)長官による北朝鮮の核施設関連の発言が、大きな波紋を起こし続けています。韓米間の情報共有におかしな流れが検知されており、米軍側が鄭長官の発言の翌日、韓国政府に経緯の調査や再発防止対策などを要求したことが分かりました。さらに、要求事項が履行されるまで、北朝鮮の核施設関連の情報提供を制限するという意向も伝えたといいます。在韓米軍司令官が韓国国防部の安圭佰(アン・ギュベク)長官を訪ねて抗議したという情報もありましたが、韓国国防部はこれを否定しました。まずはチョン・ミンジン記者のリポートです。

 (記者リポート)

 鄭東泳統一相が北朝鮮の核開発地域の一つとして「亀城」に言及したのは、3月6日のことでした。

 (鄭東泳/統一部長官〈3月6日〉)

「今およそ16キログラムのプルトニウムを取り出したと、このように推定がなされます。(国際原子力機関〈IAEA〉の報告のうち)今、寧辺と亀城、降仙にあるウラン濃縮施設に…」

 韓国軍内部の事情に詳しい消息筋は、テレビ朝鮮の取材に対して「発言のすぐ翌日、米軍側が抗議の意を表明し、理解し得る水準の経緯調査と再発防止対策などを要求した」と語りました。

 また「要求事項が履行されるまで、北朝鮮の核施設関連の情報を共有しない」という意向も明かしたといわれています。

 米軍側が北朝鮮情報の共有を一部制限したのも、要求事項が受け入れられなかったという判断に伴うものだという見方があります。

 韓国国会国防委員会の成一鍾(ソン・イルジョン)委員長は記者会見を開き「ブランソン在韓米軍司令官が安圭佰長官と会って関連発言について抗議した」と明かしました。

 (成一鍾/国会国防委員長)

「われわれがどのような情報を持っているか、どれくらい正確に知っているか、敵に知らせることこそ利敵行為中の利敵行為です」

 しかし国防部は、在韓米軍司令官が長官に抗議したというのは軍事外交上適切ではなく、事実でもないと公式に否定しました。

 (チョン・ビンナ/国防部報道官)

「韓米間の緊密な情報共有体系は今も維持されており、正常に作動している…」

 ただし会ったこと自体は否定せず、二人の間でどのような対話が交わされたかが、今回の事案を把握する鍵になる見込みです。テレビ朝鮮のチョン・ミンジンがお伝えしました。

(2026年4月21日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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