【TV朝鮮】(アンカー)
韓国与党が強行通過させた「法歪曲(わいきょく)罪」が施行されてから1カ月半になりました。告訴告発を受けた人は3000人を突破しましたが、当の警察は「半分以上は法の適用対象ではない」と明かしました。それだけ乱発されているという意味なのでしょう。アン・ヘリ記者がお伝えします。
(記者リポート)
韓国警察庁の高官は、定例の記者懇談会で「先月12日に施行された『法歪曲罪』で計239件の告訴・告発があり」「対象者は3300人に達する」と明かしました。
告発対象を見ると警察が1067人で最も多く、検事269人、裁判官193人、特別司法警察80人という順です。
ところが、当の「法歪曲罪」の処罰対象ではない中央部処(省庁)の公務員など非身分者が、およそ1600人も告発されていることが分かりました。
進歩(革新)系与党「共に民主党」の主導で国会を通過した「法歪曲罪」は、「刑事事件の裁判に関与した判事や検事または犯罪捜査に関する職務を遂行した者」が処罰対象です。
被告人が逆恨みして、一般公務員まで共犯としてまとめて無差別告発していることによるもの、と分析されています。
(李仁皓〈イ・インホ〉/中央大学法学専門大学院教授)
「不必要な告訴告発が乱発されているんですよ。こういう告訴告発事件を処理しなければならない警察の立場から見ても、相当な行政力の浪費になるだけでなく、相手の当事者の公務員も大変です」
韓国警察は、法歪曲罪で告訴や告発されたおよそ3000人について、まだ一人も検察に送致していません。テレビ朝鮮のアン・ヘリがお伝えしました。
(2026年4月27日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)