中国人2人が漁船で白昼堂々と密入国…246億ウォンの監視装置は「無用の長物」 /済州

中国人2人が漁船で白昼堂々と密入国…246億ウォンの監視装置は「無用の長物」 /済州

 【TV朝鮮】(アンカー)

 済州島の海上監視網がまた突破されました。中国人2人が船で密入国したのにもかかわらず、当局は1カ月後に不法入国に気付きました。しかも、この2人は強制送還の前科がありました。キム・テジュン記者がお伝えします。

 (記者リポート)

 かばんを背負った男2人が周囲を見回しながら大通り沿いを歩いています。

 先月28日に済州島から韓国に密入国した中国人たちです。

 全長6メートルの小型船で、中国・青島市から約570キロメートル航行し、済州特別自治道の西部・翰京面の海岸から密かに侵入したのです。

 約1カ月間にわたり身を潜めて農作業に従事していたところ、そのうちの1人が暴行事件に関与して足がつきました。

 警察が追跡した結果、共に密入国していた共犯者も3日後に逮捕しました。

 捜査の結果、これらの中国人たちは昨年末に強制送還させられた不法滞在者だったことが判明しました。

 (済州警察庁麻薬捜査隊のコ・ジョンチョル隊長)

 「以前もノービザ(査証なし)で済州島に入国し、農村で農作業をして金を稼いでいたことがあったということで、農村で働くために再び(密入国)したと供述しています」

 これらの中国人たちは「交流サイト(SNS)で知り合ったブローカーに700万ウォン(約75万円)渡して密入国した」「船に乗っていた4人のうち2人は帰国した」と供述しました。

 中国人たちが乗ってきた船は熱画像探知装置(TOD)にとらえられていましたが、不法入国を防ぐことはできませんでした。

 昨年9月にもゴムボートで中国人6人が密入国するなど、不法入国の事例が相次いでいます。

 海岸警備装置に240億ウォン以上投じたのにもかかわらず、済州島の海岸がやすやすと突破されたことから、韓国軍や警察のミスを批判する声も上がっています。TV朝鮮、キム・テジュンがお伝えしました。

(2026年4月30日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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