韓国政府、北朝鮮代表を応援する民間団体に3億ウォン支給決めるも「団体数公表できない」

韓国政府、北朝鮮代表を応援する民間団体に3億ウォン支給決めるも「団体数公表できない」

 韓国政府は、「アジアサッカー連盟(AFC)女子チャンピオンズリーグ 2025/26」準決勝に出場するため北朝鮮の女子サッカーチームが訪韓するのに伴い、これを応援する国内の民間団体に対し、南北協力基金として3億ウォン(約3200万円)を支給することにした。

 これは、韓国統一部(省)の当局者が12日、記者らに「北朝鮮の女子サッカーチームを応援したいという複数の民間団体からの要請を受け入れ、応援に参加する民間団体に南北交流協力基金として3億ウォンを支給することを決定した」と語って分かったものだ。この当局者は3億ウォンという金額の策定根拠について「(各団体の試合観戦)チケット費用やプラカードなどの応援道具製作費用として3億ウォンと見たものだ」としながらも、「具体的な団体数は申し上げられない」と答えなかった。

 北朝鮮の「ネゴヒャン女子蹴球(しゅうきゅう)団」は17日に中国・北京を経由して仁川国際空港に到着し、20日に京畿道水原総合運動場で韓国の水原FCウィメンと準決勝を行う。準決勝で勝てば23日の決勝戦も行うことになるため、そうした日程を考慮して3億ウォンという金額を策定したとの説明だ。「試合観戦チケットを自費で購入する一般のサッカーファンとの公平性に欠ける」という指摘もあるが、この当局者は「複数の民間団体から支援要請があった」と答えた。

 北朝鮮はリザーブ4人を含む選手27人と支援要員12人、合計39人が訪韓すると通知した。韓国政府は大韓サッカー協会を通じ、今回訪韓する北朝鮮選手団の訪韓承認申請を一括して受け付け、北朝鮮選手団の入国前の行政手続きを完了させる予定だ。北朝鮮選手団が韓国で開催されるスポーツイベントに参加するのは、2018年末の国際卓球連盟(ITTF)ワールドツアー・グランドファイナル以来、約8年ぶりのことだ。

 韓国国内の対北朝鮮民間団体は、北朝鮮のクラブ選手団訪韓を前に、北朝鮮選手を応援するための応援団員を募集している。応援団全体の人数は2500人前後だとのことだ。

キム・ミンソ記者

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