韓国で12年ぶりの南北対決…北朝鮮女子サッカーチームが無表情で入国

北朝鮮の女子サッカーチーム「ネゴヒャン(わが故郷)」が来韓

 北朝鮮の女子サッカーチーム「ネゴヒャン(わが故郷)」が17日に仁川市中区の仁川国際空港経由で韓国の地を踏んだ。北朝鮮アスリートが韓国を訪問するのは2018年以来8年ぶりで、女子サッカーは2014年の仁川アジア大会以来12年ぶりとなる。

 選手23人、スタッフ12人の計35人からなる北朝鮮選手団は中国北京を出発し、午後2時53分に仁川国際空港の入国ゲートに姿を現した。黒のブレザーを着た選手団は色がピンクとミントのキャリーケースを持ち韓国の地を踏んだ。一部の市民団体は「女子サッカーチーム・ネゴヒャンの皆さんを歓迎します」などと書かれた横断幕を手に歓声を上げながら出迎えたが、選手たちは終始固い表情で空港を後にした。中にはずっと頭を下げる選手、あるいは焦るように少し駆け足気味の選手も目に付いた。

【写真】無表情で韓国に入国する北朝鮮女子サッカーチーム

 100人近い警備員や韓国はもちろん日本のNHKなど海外メディアも入国現場で取材を行ったが、選手たちは準備されたバスに乗り込み水原市内のホテルに向かった。

 北朝鮮女子サッカーチームのネゴヒャンは2025-2026 AFC(アジアサッカー連盟)女子チャンピオンズリーグ準決勝に出場するため韓国にやって来た。試合は5月20日午後7時から水原総合運動場で行われる。選手たちはAFCが指定した水原市内のホテルに宿泊する予定だ。対戦する水原FCウィメンも同じホテルに宿泊する予定だったが、ネゴヒャンの入国直前にホテルを変更したという。

 今回の南北女子サッカー対決は5月12日のチケット前売り開始から12時間で7087席全て売り切れた。7000人以上の観客のうち約3000人は北朝鮮関連の市民団体が参加する「南北共同応援団」だが、韓国政府がこれに総額3億ウォン(約3200万円)の支援を発表し、波紋が広がっている。

仁川=カン・ウソク記者

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