【NEWSIS】米サンフランシスコ近くの高速道路入り口で、迷い込んだアシカが警察官の素早い対応によって命拾いしていたことが分かった。
米紙ニュヨーク・ポストなどが9日(現地時間)、報じた。それによると、ブリスベーン警察署所属の警官が先週金曜日、出勤中にシエラ・ポイント・パークウェイ付近の101番高速道路北側入り口近くにあるホテル前で、アシカの赤ちゃん1頭を発見した。
アシカの赤ちゃんは、車が行き交う道路の方に向かっており、大きな事故につながりかねない危険な状況だった。非番だったこの警官は、すぐに自分の車を使って周辺の交通を統制し、アシカの赤ちゃんが道路に出るのを阻止した。
警官はそれと同時に、同僚の警察官と海洋哺乳類センター(TMMC)に支援を要請。現場に到着した警察官と専門家らが協力し、安全にアシカを救助することに成功した。
救助チームによると、このところ周辺地域でアシカが目撃されたとの通報が複数回寄せられ、救助隊員らが行方を追っていたところだったという。
TMMC側は「救助されたアシカは現在、栄養失調で治療が必要な状態」だとして「動物病院に搬送し、リハビリ治療を受けさせた後、元気になったら再び自然に返す予定」と明かした。
この地域では今年4月にも、海から何ブロックも離れたサンフランシスコ市内で別のアシカの赤ちゃん「アーヴィン」が救助されている。アーヴィンは現在、集中治療を終えて活発に動き、体調が回復してきているという。
警察の関係者は「遭難した海の生き物を見つけたら、近づかずにすぐに専門家に連絡してほしい」「野生動物は人間と出会うとストレスが増大したり、予測不能な動きをしたりすることがあるため注意が必要だ」とアドバイスを送った。
ソ・ヨンウン記者