海雲台ビーチの砂像を松葉づえで破壊、70代男を立件 /釜山

 釜山市内の海雲台海水浴場に展示されていた砂のアート作品を故意に破壊した70代の男が警察に立件された。この作品は復旧が不可能と判断され撤去された。

 釜山海雲台警察署は器物損壊容疑で70代の男を在宅で立件した。同警察署が22日に明らかにした。男は前日午後4時4分ごろ、海雲台海水浴場に設置された砂のアート作品をアルミニウム製のつえで破壊した疑いがある。

 男が破壊した作品はロシア人サンドアーティストのイリヤ・フォリモンチェス氏が海女のイメージから制作した「海の母」だった。海雲台区が今月15日から18日まで開催した海雲台砂祭りために展示された17作品の一つだ。イベントはすでに終了したが、作品は6月14日まで海水浴場に展示される予定だった。

 当時、作品の周囲には一般人の接近を防ぐ柵などがあったが、男はそれを乗り越えて作品に近づき顔の部分を破壊した。

 海雲台区は砂で制作された作品の特性上、復旧は不可能と判断し22日午後1時ごろにこの作品を撤去した。作品のあった場所には破壊される前の写真と共に、市民に対して芸術作品を鑑賞する意識の向上を呼びかける横断幕が設置される予定だ。

 警察は男から犯行動機などを確認するとしている。海雲台海水浴場では2022年にも砂のアート作品が破壊される事件が起こった。当時現行犯で逮捕された40代の男ら2人は海雲台区に500万ウォン(現在のレートで約52万円)の賠償金を支払ったという。

イ・スンギュ記者

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