いとこの身分証明書で期日前投票…選管「容姿が似ていて気づかなかった」 韓国統一地方選

体が不自由ないとこと一緒に投票所へ

2人とも投票権を行使

いとこの身分証明書で期日前投票…選管「容姿が似ていて気づかなかった」 韓国統一地方選

 大邱市内の期日前投票所で、ある女性がいとこの身分証明書で投票するという事態が発生した。先月31日に大邱市選挙管理委員会が発表した。

 選管によると、女性は期日前投票日の初日だった先月29日午前9時30分ごろ、足が不自由ないとこと介護福祉士と一緒に大邱市内のある期日前投票所へ行った。女性のいとこは歩行補助具を使っているほど体が不自由で、女性がいとこの身分証明書を持って先に投票所に到着した。

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 そして、女性は自身の身分証明書ではなくいとこの身分証明書を提示して本人確認手続きを済ませ、投票を終えた。問題はその後、発生した。約10分後、いとこが介護福祉士と一緒に投票所に着いたものの、既に投票が済んでいることが分かったのだ。

 選挙管理委員会側は、監視カメラ映像を確認するなどして事実確認をした。選管の調査に対し、女性は「身分証明書を間違えてしまった」と説明したという。しかも、いとこの身分証明書は20年以上前に発行されたもので、写真などがぼやけており、女性とは住所だけでなく容姿も似ているため、選挙事務員が本人確認の過程で別人であることに気づかなかったとのことだ。

 また、事前選挙時に指紋認識が行われるが、これは投票者の本人確認ではなく、投票参加の有無を確認するためのもので、「本人かどうかは判別できなかった」と選管は説明した。

 大邱市選管の関係者は「女性のいとこが自身の投票権を行使できるよう措置を取った。既に投票を終えた女性には別の期日前投票所での投票や投票日当日に追加投票ができないようにした」「指紋認識については、投票日当日に選挙人名簿に本人が署名するのと同じ投票確認用であり、これによって身分証明書と投票者が一致しているかどうかを確認することはできない構造になっている」と語った。

大邱=ノ・インホ記者

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