「選挙事務所を複数開設」「組織的偽装転入」 共に民主党、法律家・韓東勲候補の公選法違反疑惑を批判 統一地方選

【NEWSIS】韓国の進歩系与党「共に民主党」が、釜山北甲選挙区の国会議員補欠選挙に無所属で出馬した韓東勲(ハン・ドンフン)候補の違法選挙運動疑惑に対して厳正な捜査を求めた。

 朴弘培(パク・ホンベ)民主党中央選挙対策委員会スポークスマンと辺城完(ピョン・ソンワン)釜山市党委員長は1日、釜山市議会ブリーフィングルームで記者会見を開き「韓候補選挙事務所の複数開設疑惑に続いて、支持者による組織的な偽装転入謀議の状況までキャッチされた」と明かした。

 二人は「『国民の力責任党員非対委(非常対策委員会)』のグループチャットルームで、参加者らが『釜山へボランティアに行くことがあり得る』『亀浦・万徳に宿舎』『徳川ロータリー周辺でワンルームを確保しろ』などといった内容をやりとりし、具体的な地域まで挙げて組織的に動いていた」と主張した。

 さらに「『ワンルームはあす契約します。残り四つ』『1カ月暮らしながらボランティア活動しに行く』『単に1カ月暮らすと言えばいいのに、何をそんなに気にしているのか』などの発言が飛び交った」「公職選挙法で禁止されている複数の選挙事務所や組織的偽装転入を露骨に謀議し、これを隠蔽(いんぺい)しようとした状況があらわになった」と語った。

 その上で「外部の人間を大挙流入させて地域の民心を歪曲(わいきょく)しようとするこうした行いは、釜山北区住民の神聖な投票権をじゅうりんする重大な犯罪行為かつ、民主主義の根幹を揺るがす旧態政治」だと批判した。

 二人は「違法偽装転入疑惑についての捜査も速やかに行われるべき」としつつ「亀浦駅近くのモーテルやBマンションなど万徳地域の一部の共同住宅が外部の人間の宿舎として活用されている、という情報提供を受けた」とも明かした。

 また「宿泊費の負担主体や運営実態、選挙運動の準備空間として活用されたかどうかなどについての確認が急がれる」と強調した。

 併せて、住民や商業関係者を政治的傾向によって分類する、いわゆる「ブラックリスト」作成疑惑も提起した。

 二人は「住民を組分けし、商業関係者を色分けし、有権者を分裂させるブラックリスト作成疑惑もある」と主張した。

 民主党釜山市党は、偽装転入疑惑に関連して釜山市選挙管理委員会に通報し、1日午後には釜山北警察署へ公職選挙法違反容疑で告発状も提出する予定だと明かした。

ウォン・ドンファ記者

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