6・3全国同時地方選挙における「投票用紙不足」事態に関連して裁判所の証拠保全命令が下されたソウル市松坡区蚕室7洞第2投票所の用紙保管箱が、既に廃棄されていたことが判明した。
ソウル市選挙管理委員会は10日、報道資料を通して「蚕室7洞第2投票所の投票用紙保管箱は、投票締め切り後に選管側で回収しており、法的に保管すべき対象ではない」と発表した。
続いて「投票用紙保管箱は区の選管が選挙日前まで投票用紙を送付する際に使用するもので、通常は投票締め切り後に投票所を整理するとき自分たちで廃棄する」と明かした。
その上で「蚕室7洞第2投票所の投票用紙保管箱の場合、今月5日に投票箱が開票所へ移送された後、蚕室7洞住民センターで箱を回収して保管し、今月9日に松坡区選管に返納された」とした。
さらに、ソウル市選管は「松坡区選管は今月9日、各洞で回収した小型記票台などを廃棄業者に引き渡す予定だったが、当該日に訪れた業者に廃棄物品を渡す際、当該投票所の投票用紙保管箱も一緒に引き渡したことが分かった」と続けた。
また、裁判所の証拠保全決定文が「廃棄業者の立ち寄り後に松坡区選管へファクスで送達されたので、箱を保存しなければならないとは判断できなかった状況」だったと述べ「金正澈(キム・ジョンチョル)改革新党候補が申請した証拠保全の対象を松坡区選管が事前に認識することはできなかった」と釈明した。
先にソウル東部地裁は10日午後3時、蚕室7洞第2投票所で投票用紙保管箱と包装材の現状を確認し、これを封印・保全するための現場検証に乗り出した。しかし検証対象の箱と包装材を発見できず、検証は実現しなかった。
チョ・ユジン記者