ソウル市「偏向報道のMBC、記事収集対象から除外」

ソウル市「偏向報道のMBC、記事収集対象から除外」

 首都圏広域急行鉄道(GTX)A路線「三成駅」の鉄筋不足問題に関連し、ソウル市は15日、韓国公共放送局MBCの報道について「偏向・歪曲(わいきょく)報道」だとして、ソウル市が毎日スクラップしている報道関係資料からMBCの報道を除外した。

 ソウル市は同日午前、職員に配布した報道関係のスクラップ資料の表紙に「偏向・歪曲報道メディアはスクラップから除外します」と明示し、除外対象としてMBCの名前を明記した。

 ソウル市のイ・ミンギョン・スポークスマンは同日の記者会見で「メディアに批判機能が存在するのは確かだが、5月の特定の期間にMBCによるGTX-Aの鉄筋不足関連の報道が76回も繰り返された」として「この報道によって、ソウル市政の信頼度が非常に低下し、ソウル市の公務員の名誉が傷つけられたと判断した」と述べた。

 イ・スポークスマンは「(MBCの報道について)市長とその関係者をはじめ、ソウル市全体が厳しい目で見ている」「今後、民事・刑事上の責任を含め、強力に対応する予定」と述べた。

 MBCは統一地方選挙を約半月後に控えた5月15日、「GTX-A三成駅区間で、鉄筋約2570本が欠落した状態で施工された」と報じた。

 さらに「施工・監理責任者が呉世勲(オ・セフン)ソウル市長だった」などとこの問題を集中的に報じた。

 呉市長は今月11日に行われたソウル市議会で、市政に関する質問への答弁で「選挙に有利だという理由で国土交通部(省に相当)が(鉄筋不足問題を)共に民主党にリークしたと考えるか」と共に民主党の朴裕真(パク・ユジン)市議に質問され「はい。理由は複数あります」と答えていた。

 呉市長は「国土交通部が(鉄筋不足問題を)認識したのが(今年の)4月末で、5月4-19日に試験運行が94回あった。国土交通部も安全に問題はないと既に判断したことなのに、いきなり選挙期間の真っただ中にMBCが70回以上も報じた」「MBCが問題提起をし、共に民主党がそれを受けて増幅させ、(共に民主党の鄭愿伍〈チョン・ウォンオ〉)選挙陣営が選挙に利用するという三角関係ができていたということがはっきり見て取れる」と指摘した。

ピョン・ジェヨン記者

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