30年間で賄賂22億元受け取った南京市元幹部に死刑判決、単一の収賄額では史上最大規模 /中国

 【NEWSIS】中国江蘇省南京市の江寧経済技術開発区管理委員会で主任を務めた楊友林被告が収賄罪などに問われ、6日に一審で死刑判決を宣告された、と新華社通信が報じた。

【写真】楊友林・元主任が一審で死刑判決を宣告される様子

 楊有林被告は1993年から2023年までの30年間、さまざまな職位を利用して、22億1400万人民元(約538億円)を超える賄賂を受け取ったとされる。

 同通信が報じたところによると、江蘇省常州市の中級人民法院(地裁に相当)は楊有林被告の一審で、収賄、公金横領、職権乱用、マネーロンダリングなど、すべての容疑について有罪判決を下した。

 楊有林被告は、収賄罪については死刑、そして政治的権利の終身剝奪およびすべての個人財産の没収処分を受けた。

 裁判所は、楊有林被告が30年間にわたりさまざまな役職を経ながら職位を利用し、関連機関や個人に対して事業の受注、事業の運営、土地の譲渡、資本の移動などの事案で便宜を図り、その見返りとして22億1400万元を超える賄賂を受け取ったと判断した。

 楊有林被告は収賄罪のほかにも、横領罪で懲役11年6月に罰金100万元、職権乱用罪で懲役4年、マネーロンダリング罪で懲役6月に罰金10万元などの処罰も受けた。

 裁判所は、楊有林被告の賄賂の額が非常に大きく、犯行の事由が極めて重大であり、社会的波及効果が極めて深刻で、国家と国民の利益に莫大(ばくだい)な損失をもたらした、と死刑宣告の理由を説明した。

 中国では、収賄罪などの経済犯に対しても死刑が宣告されるが、2021年1月に死刑が執行された中国華融資産管理の頼小民・元会長の収賄額は17億8800万元だった。

 2024年末に死刑が執行された内モンゴル自治区の公務員、李建平は国有企業の資金横領、収賄、公金横領など総額30億元規模の事件に関与したとされる。

ク・ジャリョン記者
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