英国王チャールズ3世の妹であるアン王女(75)が15日、ソウル市城北区の高麗大学を訪問した。アン王女が韓国を訪れたのは、2018年平昌冬季オリンピック以来、8年ぶりとなる。この日、アン王女は高麗大学のチョン・ウノIT教養館を訪れ、ロボットや半導体など主要な先端技術の現場を視察した。
アン王女一行が高麗大学で最初に訪れたのは、ロボットラボだった。ここでは高麗大学の修士・博士課程の学生たちが、ヒューマノイド・ロボットやウェアラブル・ロボットの技術を披露した。アン王女はウェアラブル・ロボット・アームの実演を行った学生に対し、「ロボットが人間の意図をどのように感知して動くのか」と質問した。高麗大学機械工学部のソン・グンホさんは「人間の体に装着したデバイスから伝わる微細な生体信号をリアルタイムで収集し、AI(人工知能)が分析してロボットを動作させる仕組みだ」と説明した。
続いてアン王女は、半導体研究室に移動した。同研究室を高麗大学と共同運営しているSKハイニックスのチェ・サンハン副社長は「未来の半導体イノベーションを牽引する優秀な人材を育成する場所だ」と紹介した。
その後、アン王女は高麗大学の学生およそ30人と懇談会を行った。ある学生が「半導体分野で働きたい」と話すと、アン王女は「幸運を祈る。未来の世代をリードする皆さんが、世界的な人材になることを願っている」と激励した。