「人種差別」に遭った韓国人ユーチューバー、メッシのユニフォームを踏みつけて「雑巾がけ」

 【NEWSIS】メキシコ人の観客から人種差別の被害を受けた後に国際サッカー連盟(FIFA)から韓国対メキシコ戦への公式招待まで受けていた韓国人インフルエンサーが、アルゼンチン代表チームのユニフォームを床に敷き、掃除用の雑巾のように使用する動画を公開し、物議を醸している。

【写真】 サッカー日本代表に向けた人種差別的なジェスチャーを取っている様子

 韓国人インフルエンサーの「イノニャン」は20日、リオネル・メッシの名前と背番号10番を記したアルゼンチン代表チームのユニフォームを下駄箱の前に広げてドアマットのように使ったり、掃除用の雑巾のように使ったりする動画をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に載せた。さらに「メッシのユニフォームを活用する最高の方法」とも書き込んだ。動画の中でイノニャンは、ユニフォームを踏みつけたり、窓やリビングの床を拭いたりするなど、実際の雑巾のように使用する姿を見せた。

 これを見た一部のサッカーファンは、特定の選手のユニフォームを損壊する行為はメッシ個人にとどまらず、アルゼンチン代表チームとファンを侮辱する行動だと強く批判した。

 先にイノニャンは、2026 FIFA北中米ワールドカップ(W杯)当時、グループステージA組の韓国対チェコの試合を現場で応援していた際、後ろにいたメキシコ人の観客から「目の横を引っ張る」ジェスチャーをされたと主張し、騒動の中心に立った。「目の横を引っ張る」仕草は、アジア人に対する人種差別的なジェスチャーとして知られている。

 当時FIFAは問題の観客を確認してチケットアカウントを凍結し、その後「ヘイトスピーチと闘う国際デー(6月18日)」に合わせて開かれた韓国対メキシコ戦関連の公式イベントにイノニャンを招待した。FIFAはこの場で人種差別反対と相互尊重のメッセージを強調した。

 さらに、当時イノニャンに向けて問題の行動を取った男性が、メキシコのハリスコ州土木工学協会会長であることが判明し、波紋が広がった。問題が拡大する中、この人物は公に謝罪して会長職を辞任した。

 しかし今回の動画が公開されると、過去にイノニャンを支持していた一部のサッカーファンの間からも批判の声が出た。彼らは「被害を受けた人間がなぜ他の人に同じような行動をするのか」「当時応援したことが悔やまれる」「関係のない人に八つ当たりをするのは正しくない」などの反応を見せた。

 一方、今回の問題はアルゼンチンがW杯決勝でスペインに延長戦の末0対1で敗れた直後、一部の選手が相手選手と衝突して物議を醸す中で発生した。これに伴い一部では、イノニャンの動画も決勝戦での敗北に関連した感情的な対応ではないかという推測も提起されている。

キム・ソンウン・インターン記者
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  • ▲韓国人インフルエンサーのイノニャンが、アルゼンチン代表チームのユニフォームを床に敷いてドアマットのように使ったり、掃除用の雑巾のように使ったりする動画を公開し、物議を醸した。/写真=イノニャンのインスタグラムより

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