【NEWSIS】北朝鮮の中国産酒類輸入が今年上半期に大幅に増加したという。米国のラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が25日に報じた。
【写真】韓国の2025年1-3月期における輸入ビールの国別輸入額
中国海関総署の朝中貿易データによると、今年上半期の北朝鮮による中国産酒類の輸入額は1450万5000ドル(現在のレートで約23億8000万円。以下同じ)に達した。これは前年同期の780万7000ドル(約12億8000万円)より85.8%増加した規模だ。
品目別ではビールの輸入が最も大きく増加した。
ビールの輸入額は前年上半期の342万2000ドル(約5億6000万円)から今年上半期828万4000ドル(約13億6000万円)へ142.1%増加し、酒類全体の輸入増加額の約73%を占めた。
その他の醸造酒や蒸留酒の輸入もそれぞれ246.1%、221.9%増加した。ただ、これらの品目の輸入額はそれぞれ4万5000ドル(約740万円)、67万6000ドル(約1億1000万円)にとどまった。
ウイスキーとウォッカの輸入額は減少した。このほか、2リットル未満のワインは輸入額が12.4%増加したのに対し、2-10リットルのワインは31.4%減少した。
一方、今年上半期には北朝鮮の対中タバコ製品の輸入も増加した。
紙巻きたばことその他の喫煙用タバコを合わせた北朝鮮の対中輸入額は、前年上半期の397万4000ドル(約6億5000万円)から今年上半期521万4000ドル(約8億5000万円)へ31.2%増加した。輸入数量も2025年上半期の552.3トンから836.2トンへ51.4%増えた。ただし、葉タバコやシガレットペーパーなどタバコ原料の輸入は減少した。