およそ40年にわたり解剖学研究のため献身してきた故キム・ジョンジュン朝鮮大学医学部名誉教授が、自分の遺体を朝鮮大学に寄贈した。
朝鮮大学は「13日に76歳で死去したキム・ジョンジュン教授が、解剖学の教育と研究のために自らの遺体を寄贈した」と27日に発表した。
キム・ジョンジュン教授は1974年から2016年までの42年間、朝鮮大学医学部で解剖学を研究し、教壇に立ってきた。2008年から2009年にかけて、大韓解剖学会で会長を務めた。解剖学は人体の構造を研究する学問だ。キム・ジョンジュン教授は生前、朝鮮大学医学部の解剖学教室に献体するという誓約書を提出しており、遺族にも「誓約を守ってほしい」という遺言を残していたという。
キム・ジョンジュン教授の遺族はこれとは別に、朝鮮大学に発展基金3000万ウォン(約335万円)を寄付した。朝鮮大学は、寄付金を解剖学研究や朝鮮大学病院の新築などの費用として使う予定だと発表した。朝鮮大学のキム・チュンソン総長は「キム・ジョンジュン教授は最後の瞬間にも、自分の体と大切な志を医学の発展と後学のために残した」とした上で「キム・ジョンジュン教授の崇高な実践は、生命の尊厳と医療人の責任を自覚させる真の師の教えとして、わが大学と弟子たちの胸の中に末長く記憶されるだろう」と話している。